想像力が向上し、心を豊かにしてくれる「小説」。世代を越えて愛され続ける名作小説は、人としての大切なことを改めて気づかせてくれます。人生を変えるきっかけになることもありますよね。そこで今回は、「一生に一度は読むべき本ランキング」をご紹介します!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,427名/調査日:2025年4月18日
一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】TOP20!
まずは20位から16位を発表!
第20位:「雪国」川端康成(86票)
- この年になってもう一度読みたい
- 日本文学の代表作
- やはりノーベル文学賞!
1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成の名作「雪国」。1935年から少しずつ雑誌に発表され、1948年に長編小説として刊行されました。越後湯沢温泉を舞台に、妻子持ちの文筆家と、雪国で出会った美しい芸者の儚い恋愛を描いた物語。情景描写が素晴らしく、雪国の繊細な美しさを感じさせる物語にグッと引き込まれます!
第19位:「燃えよ剣」司馬遼太郎(87票)
- ひたすら面白いです!
- 司馬遼太郎の初期の作品で、作者の美学が詰め込まれている。登場人物のかっこいい生き様が生き生きと描き出されている
- 名作だから読んで損はない!
累計発行部数550万部を超える、司馬遼太郎の大ベストセラー「燃えよ剣」(1962~1964年連載)。新選組副長・土方歳三の華麗な生涯を描いた、新選組ブームを巻き起こした名作!沖田総司との絆やお雪との恋愛模様など見どころがいっぱいで、歴史小説初心者にもおすすめです。歴史好きなら一生に一度は読んでほしい!
第18位:「すべてがFになる」森博嗣(89票)
- 完全文系の人間からすると難しい!のひとこと。だからこそ読み返す度に新しい発見がある
- シリーズを通して二重三重に伏線がばら撒かれているのも魅力のひとつ
- 斬新で登場人物もよかった
1996年に発表された、森博嗣のデビュー作「すべてがFになる」。シリーズ累計発行部数390万部を突破している、理系ミステリィの金字塔と呼ばれる名作!孤島のハイテク研究所を舞台に、偶然島を訪れていたN大助教授・犀川とお嬢様学生・萌絵が、不可思議な密室殺人に挑む物語。少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士など個性的な登場人物が魅力で、独特な世界観に誰もがのめり込んでしまうはず!
第17位:「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー(93票)
- 最高傑作だから
- ゾシマのセリフがいいです
- わたしはこの作品を推します!
1879年に発表された、19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠・ドストエフスキーの最高傑作「カラマーゾフの兄弟」。作者の人生が反映された、父と息子たちの愛憎劇。人間の心理を巧みに表現し、哲学的・宗教的なテーマを盛り込んでいるので、読めば視野が広がるはず!「超難解」ともいわれていて、読むたびに深く考えさせられます。
第15位:「レ・ミゼラブル」ヴィクトル・ユーゴー(104票)※同率
- 演劇や映画でも人気になるほど、重厚で深い話
- 当時の、人間模様等、興味深い
- 心を揺さぶられます
1862年に発表された、ヴィクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」。19年もの間投獄されていたジャン・ヴァルジャンが愛に触れて心を改め、まったく違う人生を歩み始める姿を描いた物語。19世紀フランスが舞台で、当時の社会情勢や民衆の生活が描かれています。苦しくて厳しい状況でも強く生きようとする人々の姿や、愛や希望を感じさせる物語に心を揺さぶられる…!