今回はウェブアンケートにて総勢8,301名に調査した<史上最強の「マイラー」だと思う名馬ランキング>を発表します。1マイル(1600メートル)前後の距離を得意とする競走馬「マイラー」。JRAではマイルチャンピオンシップ、安田記念、ヴィクトリアマイルなど多くの1600メートルのレースが組まれています。数多くいるマイラーのうち、あなたにとって最強はどの馬ですか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位オグリキャップ (2,631票)
- 2位ウオッカ (581票)
- 3位タイキシャトル (406票)
- 4位ブエナビスタ (293票)
- 5位ロードカナロア (269票)
- 6位ニホンピロウイナー (258票)
- 7位ノースフライト (251票)
- 8位グランアレグリア (228票)
- 9位ダイタクヘリオス (222票)
- 10位サッカーボーイ (219票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<史上最強の「マイラー」だと思う名馬ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:20代以上の男女(性別回答しないを含む)8,301名/調査日:2023年10月25日
第1位:オグリキャップ(2,631票)
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- 鮮烈な記憶がある
- 凄い馬だったと思う
- マイルでも強かった。すごい馬ですよ
マイルも強かったアイドルホース!1位はオグリキャップ!
岐阜の地方競馬場である笠松競馬でデビューすると、鳴り物入りで中央競馬に移籍。重賞6連勝を飾り、アイドルホースとして競馬界を盛り上げたオグリキャップ!1990年の有馬記念での有終の美は感動の極致でしたね。
芝のマイルの成績は3戦3勝。1990年の安田記念を1分32秒4の驚異のタイムで制すると、マイルチャンピオンシップではバンブーメモリーと世紀の死闘を演じます。テレビで実況した杉本清アナウンサーの「負けられない南井克巳、譲れない武豊」の名調子も飛び出したレースは、写真判定の末、オグリキャップに軍配が上がりました!
第2位:ウオッカ(581票)
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- 女傑・ウオッカでしょう!
- 爆発力がすごい
- 強かった、速かった
マイルで数々の名勝負を魅せたクイーン!2位はウオッカ!
2007年、日本ダービーを制したウオッカ。牝馬としては64年ぶりとなる快挙でした!2400メートルでも勝負になる万能タイプでしたが、やはり成績がいいのは1600メートルです。父はタニノギムレット、母はタニノシスターで、カントリー牧場ゆかりの血統というのにふさわしい競走馬。長い写真判定の末に勝利した2009年のジャパンカップや、7馬身差で圧勝した2009年のヴィクトリアマイルなど、数々の名勝負を生み出してきました。絶望的な状況から奇跡の逆転劇を演じた2009年の安田記念は、今でも語り草になっています!
第3位:タイキシャトル(406票)
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- 世界のタイキシャトル!
- 一番好きなマイラー!
- 海外でも活躍したマイラーです
世界へ羽ばたいた最強マイラー!3位はタイキシャトル!
史上最強マイラーともいわれるタイキシャトル。1997年にマイルチャンピオンシップを差し切って勝利。続くスプリンターズステークスでも圧勝し、秋の短距離GIの連覇を達成。1998年の安田記念も制すと、仏GIジャックルマロワ賞、帰国してマイルチャンピオンシップも勝利する無敵の快進撃でした!この年、短距離路線で活躍した競走馬としては初となる年度代表馬に選出されています。海外を含めて13戦11勝。種牡馬としてはウインクリューガーやメイショウボーラーを輩出しています!
第4位:ブエナビスタ(293票)
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4位はブエナビスタ!
- 迷うけど、やっぱブエナかな
- すごい活躍でした
父のスペシャルウィークが制した「天皇賞・秋」と「ジャパンカップ」、母のビワハイジが勝利した「阪神ジュベナイルフィリーズ」で優勝し、親娘制覇を達成したブエナビスタ。マイラー最強牝馬に推すファンも多い名馬です!2009年の桜花賞でクラシック1冠目を獲得すると、2010年のヴィクトリアマイルは貫禄の勝利。引退時の獲得賞金14億7886万9700円は日本の調教馬の牝馬としては当時の歴代1位でした!デビューから19戦連続一番人気、という大記録も持っています。
第5位:ロードカナロア(269票)
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5位はロードカナロア!
- 世界のロードカナロア!(by小林雅巳アナウンサー)
- 最強。この馬でしょう
短距離馬ながら2013年の年度代表馬に選出される快挙を達成したロードカナロア。父のキングカメハメハはNHKマイルカップなどを制した名馬で、母はレディブラッサム。ロードカナロアは日本や香港で活躍し、世界を驚愕させた名馬になりました!2010年にデビューし、2012年のスプリンターズステークスでGI初優勝をマークすると、世界屈指のスプリントレース「香港スプリント」を歴史的勝利で飾ります。2013年には安田記念を制し「2階級制覇」を果たしました!さらに種牡馬としてもあの最強牝馬「アーモンドアイ」を送り出しています。
第6位:ニホンピロウイナー(258票)
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6位はニホンピロウイナー!
- このウマなくしてマイルなし!
- マイラーと言えばニホンピロウイナーを思い出します。G1のマイルチャンピオンシップを連覇したのを思い出します。河内騎手との相性もピッタリでした!
1984年、1985年とマイルチャンピオンシップを連覇し、1985年の安田記念も制しているニホンピロウイナー。日本競馬が短距離路線を整備した時代の名マイラーで、種牡馬としてもヤマニンゼファー、フラワーパークといったGI馬や重賞馬を輩出しています。マイルならあの皇帝・シンボリルドルフでも勝てないともいわれ、1983年から3年連続で優駿最優秀スプリンターを受賞しました!
第7位:ノースフライト(251票)
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7位はノースフライト!
- 牝馬ながら、マイルレースは無敗という恐ろしさ
- 最強マイラー牝馬
マイルは5戦5勝と無類の強さを発揮し「マイルの女王」とも呼ばれたノースフライト。厩舎での呼び名「フーちゃん」の愛称で親しまれました。父は凱旋門賞馬のトニービン。1993年にデビューすると、重賞3連勝で迎えた1994年の安田記念で5番人気ながら見事優勝!強豪海外馬を差し切った走りは爽快でしたね。担当厩務員が京都大学卒の才媛だったことも話題になりました!
第8位:グランアレグリア(228票)
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8位はグランアレグリア!
- とにかく、強い
- 最近ではグランアレグリアが一番のマイラーだったと思います。昔であればサッカーボーイかな
2021年に史上初の古馬の芝マイルGIを完全制覇したグランアレグリア。父はディープインパクトです。ほかの競走馬が止まって見えるような、とんでもない爆発力を持っていました。ラストランとなった2021年のマイルチャンピオンシップでは連覇を達成!すばらしい有終の美でしたね。
第9位:ダイタクヘリオス(222票)
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9位はダイタクヘリオス!
- 懐かしいな!
- 大好きだった
ハマれば強いがいつハマるか分からない”気まぐれ”な名マイラー、ダイタクヘリオス。重賞7勝の競走馬ですが、1番人気で勝ったことは全35戦中たったの一度でした。1989年にデビューすると1991年のマイルチャンピオンシップを逃げ切り勝ちしGI初勝利を飾り、1992年の同レースも制覇。GⅡのマイラーズカップも連覇した千両役者です!2000年のJRA賞最優秀短距離馬であるダイタクヤマトの父としても有名ですね。
第10位:サッカーボーイ(219票)
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10位はサッカーボーイ!
- マイラーといえばサッカーボーイですよ!
- 最強のマイラーですね
「弾丸シュート」というキャッチフレーズがピッタリのサッカーボーイ。産駒のGI優勝馬にはナリタトップロードやヒシミラクルなどがいます。弾むような走りでマイルは3戦3勝。その中でもやはりベストレースは1988年のマイルチャンピオンシップでしょう!ほかの馬がスローモーションに見えるほどの加速で、見事‟弾丸シュート”を決めました。競馬実況でおなじみの杉本清アナウンサーに「これは恐ろしい馬だ」と言わしめたマイラーです!
史上最強の「マイラー」だと思う名馬ランキングベスト10
以上、20代以上の男女(性別回答しないを含む)8,301名が選んだ<史上最強の「マイラー」だと思う名馬ランキング>でした。
有効回答者数:20代以上の男女(性別回答しないを含む)8,301名
調査日:2023年10月25日