今回はウェブアンケートにて総勢10,754名に調査した<高校野球「歴代最強のピッチャー」ランキング>を発表します。高校球児は本当にカッコよく見えます。高校3年最後の夏のピッチャーは特にそうです。チームの運命を背負って投げ込む姿に感動を覚える人は多いでしょう。甲子園のアイドルや昭和、平成、令和の怪物とたくさんのヒーローを生んできた高校野球。あなたにとって最強のピッチャーは誰ですか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位松坂大輔(横浜高等学校) (1,609票)
- 2位江川卓(作新学院高等学校) (1,521票)
- 3位大谷翔平(花巻東高等学校) (902票)
- 4位桑田真澄(PL学園高等学校) (551票)
- 5位田中将大(駒澤大学附属苫小牧高等学校) (528票)
- 6位ダルビッシュ有(東北高等学校) (472票)
- 7位佐々木朗希(大船渡高等学校) (383票)
- 8位斎藤佑樹(早稲田実業学校高等部) (256票)
- 9位荒木大輔(早稲田実業学校高等部) (182票)
- 10位太田幸司(三沢高等学校) (176票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<高校野球「歴代最強のピッチャー」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,754名/調査日:2023年7月19日
第1位:松坂大輔(横浜高等学校)(1,609票)
画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》
- 高速スライダーなんかキレッキレだった
- 決勝ノーヒットノーランなんてすごすぎる!甲子園での実績がダントツ!
- やはり平成の怪物と言われたこの人でしょう
- 記憶にも記録にも残る投手。すでに完成されていた
夢のような高3夏のラスト3戦!1位は松坂大輔さん(横浜高等学校)!
数々の伝説を残し「平成の怪物」と言われた松坂さんが見事1位になりました!
甲子園通算で11試合に登板。11勝0敗、防御率0.78、投球回数99回で97奪三振と素晴らしい成績です。1998年夏の甲子園、明徳義塾高等学校との準決勝では0‐6で迎えた8回、横浜高等学校は4点を返します。前日の試合で250球投げていた松坂さんはレフトで先発。ブルペンで投球練習を終えると右腕に巻いていたテーピングを自らはがして9回のマウンドへ。あまりにもカッコいいこの場面を覚えている人も多いのでは?その裏3点取って横浜高が逆転でサヨナラ勝ちを決め、決勝はノーヒットノーランで春夏連覇を飾りました!
第2位:江川卓(作新学院高等学校)(1,521票)
画像はX(@jijicom)から引用 《拡大》
- 夏の栃木県大会で、5試合も投げてヒットが数本しか打たれずに優勝するという、まさに漫画の様な異次元のレベル
- 江川の球は本当に速かった!
- 昭和の怪物!本当にすごかった
- 後にも先にもこのレベルの投手は甲子園では見たことがない
県予選5試合で許したヒットたったの2本!2位は江川卓さん(作新学院高等学校)!
いつまでもファンの記憶に深く刻まれる江川さん。今でも年配の高校野球ファンは「江川が一番スゴかった。高校2年の時が一番速かった」と口を揃えます。江川さんは高校2年から授業時間が長い進学クラスに所属していて、いつも練習の途中から参加することになります。すまなく思った江川さんが試合で本気を出したため、この時期の球が最も速かった…とも言われているとか。
公式戦ノーヒットノーラン9回、完全試合2回を達成。高3夏の栃木県予選では5試合でヒット2本無失点という規格外の成績でした。記憶にも記録にも残る「昭和の怪物」です。
第3位:大谷翔平(花巻東高等学校)(902票)
画像はX(@SenbatsuLIVE)から引用 《拡大》
- 大谷選手は高校の時から注目されていて、ものすごい選手が出てきたとワクワクしたから
- 胸を熱くして観ました。甲子園では勝てなかったけど、印象的です
- 今や世界の大谷だから!
- 怪我をしていても150kmを出せる肩はすごい
目標だった160㎞/h最後の夏に達成!3位は大谷翔平選手(花巻東高等学校)!
投打二刀流でメジャーリーグを席巻する大谷選手ですが、実は高校時代の甲子園の成績は出場2回で0勝2敗、14回3分の1を投げ16奪三振、防御率3.77と「好投手レベル」だったんです。その理由は体の成長による骨端線損傷の故障を抱えていて能力全開とはいかなかったからだそう。しかし高校入学当時から「ドラ1 8球団」「スピード160㎞/h」と大きな目標を掲げており、実際、高3夏の岩手県予選では160㎞/hを達成。非凡な才能の一端を披露します。大谷選手にとって高校時代は、その後の異次元の活躍のために必要不可欠な時期だったことは間違いありません。
第4位:桑田真澄(PL学園高等学校)(551票)
画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》
4位は桑田真澄さん(PL学園高等学校)!
- パーフェクトです
- 高校通算20勝は、後にも先にも桑田投手だけだろうな
- 綺麗なオーバースローのピッチャー
- PL学園の桑田さんは本当にすごかった。わくわくさせてもらいました
強豪校ぞろいの大阪大会を勝ち抜いて5季連続甲子園出場を果たした桑田さん。プロ入りを見据え直球とカーブしか投げていなかったのにもかかわらず、甲子園通算25試合で20勝、150奪三振は圧倒的な数字です。清原和博さんとの「KKコンビ」で2度の優勝にも大きく貢献しました。決して体は大きくありませんでしたが、投手のお手本のようなきれいな投球フォームで、桑田さんに憧れる野球少年も多かったといいます。
第5位:田中将大(駒澤大学附属苫小牧高等学校)(528票)
画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》
5位は田中将大選手(駒澤大学附属苫小牧高等学校)!
- 強かったです!
- 忘れられない。2日間の決勝戦
- 斎藤との投げ合いは素晴らしかった
- 凄みがあり打たれる気がしなかった
兵庫県伊丹市出身の田中選手が北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校に進学したのは、甲子園に出場しやすいからではなく、より自分を成長させるためだったといいます。その通り順調に成長した田中投手は2年の夏に優勝投手となり、夏の甲子園連覇に貢献します。3年夏は早稲田実業学校高等部との決勝戦に引き分け再試合の末に敗れますが、決め球のスライダーは高校時代からすでにプロレベルといわれていました。
第6位:ダルビッシュ有(東北高等学校)(472票)
画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》
6位はダルビッシュ有選手(東北高等学校)!
- かっこよかったよね
- 地元なのでもう夢中で応援していました。素晴らしかった
- 変化球が多彩で面白かった
- ダルが活躍してから、『○○(地域の名称)のダルビッシュ』と呼ばれる選手が出てきたくらいだから
高校時代から飛び抜けた才能を披露していたダルビッシュ選手ですが、成長痛に苦しめられ別メニューでの調整となることも度々。しかしこの頃からトレーニングの大切さを知り、自ら考えて調整を行っていたといいます。そのかいあって2年夏に準優勝。 3年春にはノーヒットノーランを達成しました。全国に「〇〇のダルビッシュ」と呼ばれる投手が出現するほどの影響力でした。
第7位:佐々木朗希(大船渡高等学校)(383票)
画像はX(@livedoornews)から引用 《拡大》
7位は佐々木朗希選手(大船渡高等学校)!
- すでに頭角を現していた
- 160kmを投げる高校生として話題になりましたから!
- プロ顔負けのストレートに驚いた
昭和の江川卓さん、平成の松坂大輔さんとつながってきた「怪物伝説」。令和の怪物は佐々木選手が引き継ぎました。高3夏の岩手県予選では大谷翔平選手に並ぶ高校生最速となる160km/hをマークし、話題を呼びます。故障予防のため決勝戦での登板は回避しましたが、強烈なインパクトを残しました。
第8位:斎藤佑樹(早稲田実業学校高等部)(256票)
画像はX(@sponichiannex)から引用 《拡大》
8位は斎藤佑樹さん(早稲田実業学校高等部)!
- 一球投げてしばらくすると、またハンカチで顔を拭いて…と、なんとも上品でジェントルマン。皆から愛されて私もファンでした
- ハンカチ王子の姿が忘れられない
- まーくんとの投げ合いにしびれた!
2006年夏の甲子園には「佑ちゃんフィーバー」が吹き荒れました。早稲田実業学校高等部のエース・斎藤さんは、マウンド上で青のハンカチで顔の汗を拭うことから「ハンカチ王子」と名付けられます。決勝戦では田中将大選手を擁する駒澤大学附属苫小牧高等学校を再試合の末に下し優勝。最後の打者は田中選手でした。
第9位:荒木大輔(早稲田実業学校高等部)(182票)
画像はX(@asahi_o_yakyu)から引用 《拡大》
9位は荒木大輔さん(早稲田実業学校高等部)!
- 人気がありましたね
- 大輔フィーバーがあったくらいだから!
- 本当にすごかったですよ
1年夏から甲子園に出場。甘いルックスから「大ちゃんフィーバー」を巻き起こしたのが荒木さんです。球場はもちろん練習グラウンドなどにも女性ファンが詰めかける社会現象になりました。激戦の東東京大会を勝ち抜き5季連続で甲子園に出場。カッコよくて実力もピカイチの選手でした。
第10位:太田幸司(三沢高等学校)(176票)
画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》
10位は太田幸司さん(三沢高等学校)!
- 一人で投げ切ってかっこよかった
- 夢中で見ていた覚えがあります
- ドラマティックな試合で、印象強いです
三沢高等学校のエースとして2年夏、3年春夏と3季連続で甲子園に出場した太田さん。3年夏は戦後東北勢初となる決勝進出を果たしました。決勝では松山商業高等学校と延長18回の引き分け再試合を演じ、準優勝に輝きます。甘いマスクから「元祖甲子園のアイドル」と呼ばれました。
高校野球「歴代最強のピッチャー」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,754名が選んだ<高校野球「歴代最強のピッチャー」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,754名
調査日:2023年7月19日