今回はウェブアンケートにて総勢11,399名に調査した<本当にあった「相撲の珍事」ランキング>を発表します。1500年以上続く、日本の伝統文化である相撲。厳しい稽古で鍛えられた力士の取組は迫力抜群!一度は独特な雰囲気漂う「国技館」で観戦してみたいですよね。観客の心を掴む熱い戦いだけでなく、「こんなことあるんだ…」と驚くような、さまざまな珍事が起こることも相撲の魅力のひとつです!さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位十両の西方力士全員が勝った日があった (1,507票)
- 2位横綱が大渋滞に巻き込まれ千秋楽に遅刻した (1,380票)
- 3位相撲の取組中にまわしの前袋が外れ、反則負けとなった (1,240票)
- 4位勝ったのに懸賞を取り忘れ、大慌てで引き返した (1,025票)
- 5位立ち合い中にまわしが取れそうになり、締め直すために控えの力士が土俵に上がった (897票)
- 6位親方衆ではなく力士が物言いを付けた (887票)
- 7位待ったがかかったことに気付かず寄り切ってしまい、7分間の協議の末その場面から勝負再開となった (851票)
- 8位優勝決定戦に負けた力士が、優勝賜盃にチュッとキスをした (813票)
- 9位連絡ミスで優勝パレードに旗手の力士が来ず、近くにいた力士を呼んだ (788票)
- 10位呼び出しが力士を呼び間違え、もう一度呼び直した (749票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<本当にあった「相撲の珍事」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,399名/調査日:2023年6月14日
第1位:十両の西方力士全員が勝った日があった(1,507票)
- 確率的にすごすぎる!
- あり得ないことではないが非常に珍しいですね
- 宝くじの高額当選並みの確率!すごい珍事
- 最後に土俵にあがる西方の力士は、かなりのプレッシャーが掛かっていたのでは
史上初の大記録達成!1位は「十両の西方力士全員が勝った日があった」!
2000年の九州場所6日目、十両の土俵で西方の12力士全員がそろって勝つという、史上初の大記録を達成しました!西方力士全員が勝つ確率は「2148分の1」だそうですよ…!12番目に土俵に上がった金開山関は相当プレッシャーだったのでは…と思いきや、実は大記録がかかっていたとは全然気がついていなかったのだとか。
2022年の大相撲春場所7日目では、十両の土俵で14番中13勝が東方力士という珍事が起こったことも!
第2位:横綱が大渋滞に巻き込まれ千秋楽に遅刻した(1,380票)
- 横綱が千秋楽に遅刻、って大変!
- ありそうでないって感じなのに、そういうことあるんだね
- 緊急事態!
- 取組には間に合ったのかな~?ドキドキハラハラですね
ハプニングが起きても優勝!2位は「横綱が大渋滞に巻き込まれ千秋楽に遅刻した」!
2009年の大相撲名古屋場所千秋楽で、大渋滞に巻き込まれて遅刻した横綱白鵬関。千秋楽では、協会挨拶などの恒例行事があり、理事長と共に三役以上の力士が土俵に上がり、観客に挨拶をします。十両の取組の合間に協会挨拶が行われる予定でしたが、白鵬関が間に合わず、急遽十両の取組終了後に変更されました。千秋楽にまさかのハプニングが起こりましたが、この日、白鵬関は11回目の優勝を果たしています!
第3位:相撲の取組中にまわしの前袋が外れ、反則負けとなった(1,240票)
見えてる見えてる…大相撲83年ぶりモロ出し/復刻 – 大相撲 @nikkansportsさんから https://t.co/R2UPizntb8 #大相撲 #大相撲五月場所
— 日刊スポーツ (@nikkansports) May 14, 2016
- まわしが外れることがあるんだ?ってびっくりした
- これは確かに珍事…!お相撲さんも大変だ
- これは踏んだり蹴ったり!
83年ぶりに起きた珍事!3位は「相撲の取組中にまわしの前袋が外れ、反則負けとなった」!
大相撲にはさまざまな反則負けがあり、相撲の取組中にまわしの前袋(局部を覆う部分)が外れ落ちた場合も反則負けとなります。2000年の5月場所では、朝ノ霧関のまわしがほどけてしまい、白鵬関の反則勝ちとなりました。土俵下の審判員たちは、「まわし!」「見えてる!」と叫んでいたとか。1917年夏場所以来、83年ぶりに起きた珍事だったそうですよ!
第4位:勝ったのに懸賞を取り忘れ、大慌てで引き返した(1,025票)
【懸賞金忘れちゃった????】#剣翔 - #琴恵光 #大相撲 #名古屋場所 十日目
この取組はこちら????https://t.co/da4VbNfP8H#NHK大相撲 #sumo #nhksumo pic.twitter.com/cwqLbj09cT
— NHK大相撲(公式) (@NhkSumo) July 19, 2022
4位は「勝ったのに懸賞を取り忘れ、大慌てで引き返した」!
- そんなことがあるんだと笑ってしまった
- 勝って興奮していたのかな?思い出してよかった(笑)
- 時にはユーモラスな事も起きてるんですね
2022年の大相撲7月場所で、琴恵光関に寄り切りで勝った剣翔関。懸賞を受け取る前に土俵を下りてしまい、指摘されて大慌てで引き返すという珍事に、館内では大きな笑いが起こりました!また、NHK大相撲の公式Twitterが「懸賞金忘れちゃった」とその場面の動画を投稿すると、「かわいいな」「クスッとなりました」などのコメントが寄せられました。
第5位:立ち合い中にまわしが取れそうになり、締め直すために控えの力士が土俵に上がった(897票)
初場所で珍事!時天空-佐田の富士戦で2度の「まわし待った」。控えに座る嘉風が手伝うために土俵に上がり、力士が3人に…行司「関取に手伝っていただくことはできない」と神妙な表情(サンスポ編集部)http://t.co/FCt1HDtnPQ pic.twitter.com/RUC1zlpiqD
— サンスポ (@SANSPOCOM) January 15, 2014
5位は「立ち合い中にまわしが取れそうになり、締め直すために控えの力士が土俵に上がった」!
- ビックリ!取組中の土俵に力士が3人?!
- 初めて知った。面白い
- まわしの緩みは行司が全て締め直すもので、控え力士が土俵に上がったケースはレアだと思います
2014年の大相撲初場所4日目、2度も「まわし待った」がかかりました。佐田の富士関のまわしが緩み、行司・木村晃之助さんが締め直して再開しましたが、すぐに再び「待った!」の声が。なかなかキツく締められず、控えに座っていた嘉風関が土俵に上がり、土俵に力士が3人いるという珍事が起こりました!嘉風関は、審判に手伝うよう促されて土俵に上がったそうですよ。
第6位:親方衆ではなく力士が物言いを付けた(887票)
白鵬、稀勢との1敗対決制し29度目賜杯へ前進。横綱鶴竜は関脇豪栄道との取り組みでまげをつかまれ「反則勝ち」…横綱では史上初です(サンスポ編集部) http://t.co/ZUqHsZduT7 pic.twitter.com/qrtbOFcW0S
— サンスポ (@SANSPOCOM) May 22, 2014
6位は「親方衆ではなく力士が物言いを付けた」!
- 審判員以外でも物言いを付けられるのは、知らなかった
- あった。白鵬!
- 勇気があるよね
実は、審判だけでなく控え力士も異議があれば物言いを付けられます。2014年の大相撲夏場所では、豪栄道関が鶴竜関をはたき込みで破ったかのように見えましたが、土俵下にいた白鵬関が「少しまげにかかっているのが見えた」と物言いを付けました。協議の結果、豪栄道関がまげをつかんだとして反則負けに!
第7位:待ったがかかったことに気付かず寄り切ってしまい、7分間の協議の末その場面から勝負再開となった(851票)
横綱初挑戦の若元春、前代未聞の珍事で初金星が幻に…決着直前のまわし待ったには「全然わからなかった」 https://t.co/lFjfHUW1LW #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/Rov8VCxcT7
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 17, 2022
7位は「待ったがかかったこと気付かず寄り切ってしまい、7分間の協議の末その場面から勝負再開となった」!
- これはビックリ!勝った力士も負けた力士も複雑だよね
- そんな事があるの?驚いた
- 協議のあとにしっかり勝負できるのはすごい
2022年の大相撲名古屋場所で、珍しい取り直しが起きました。若元春関のまわしが緩んだため「まわし待った」がかかりましたが、若元春関は気づかずに、力を抜いた照ノ富士関を寄り切ってしまいました。7分間の協議の末、「待った」がかかった場面から組み直すことに!
第8位:優勝決定戦に負けた力士が、優勝賜盃にチュッとキスをした(813票)
8位は「優勝決定戦に負けた力士が、優勝賜盃にチュッとキスをした」!
- なんかお茶目でかわいい
- 優勝した力士は複雑かもしれないな~
- めったにないことだと思いますが、なかなかユーモアのあるほほえましいシーンだと思います
2006年の春場所の優勝決定戦で、朝青龍関に逆転負けしてしまい、優勝を逃した白鵬関。表彰式に備えて運ばれてきた優勝賜盃に駆け寄り、「次(優勝)はオレだ」という意味を込めてチュッとキスをしました!その後、“誓いのキス”通り、同年5月場所で初優勝を果たしました!
第9位:連絡ミスで優勝パレードに旗手の力士が来ず、近くにいた力士を呼んだ(788票)
<千秋楽の様子>優勝パレード。万歳する白鵬と旗手の安美錦。#sumo pic.twitter.com/Lv9FESena5
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) July 28, 2014
9位は「連絡ミスで優勝パレードに旗手の力士が来ず、近くにいた力士を呼んだ」!
- へぇー驚きました。こんなことってあるんですねぇ
- ちょっとおもしろい。それもまた人間味があっていいね
- お~wそれは凡ミス!
2014年の大相撲名古屋場所では、白鵬関が通算30回目の優勝を果たしました。珍事が起こったのはその後。連絡ミスにより、優勝パレードのオープンカーで優勝旗を持つ旗手の力士が現れませんでした。急遽名古屋市内にいた安美錦関が駆けつけ、無事にパレードが行われました!
第10位:呼び出しが力士を呼び間違え、もう一度呼び直した(749票)
10位は「呼び出しが力士を呼び間違え、もう一度呼び直した」!
- 間違えることがあるんだと驚いた
- 盛り上がる一場面で呼び間違いはびっくりしただろうな~
- にんげんだもの、間違うこともあるよね
2022年の大相撲初場所6日目、呼び出し(東西の力士の名を呼び上げる人)が「若隆景」を「貴景勝」と呼び間違え、再び土俵に上がって呼び直しをするというハプニングが起こりました!過去には行司が「朝赤龍」を「朝青龍」と呼んでしまったこともあったそうですが、似ていない名で呼び間違えることは珍しいのだとか。
本当にあった「相撲の珍事」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)11,399名が選んだ<本当にあった「相撲の珍事」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,399名
調査日:2023年6月14日