今回はウェブアンケートにて総勢10,021名に調査した<プロ野球「最強のいぶし銀」だと思う職人選手ランキング>を発表します。大谷翔平選手のようなスーパースターの華やかなプレーにはいつも興奮させられますが、シブい名脇役の職人技も忘れてはいけません。目立ちはしないかもしれませんが、チームには欠かせない存在です。「いぶし銀の選手」といわれて、あなたなら誰を思い浮かべますか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位川相昌弘 (972票)
- 2位川藤幸三 (627票)
- 3位篠塚和典 (624票)
- 4位高木守道 (599票)
- 5位源田壮亮 (393票)
- 6位井端弘和 (366票)
- 7位宮本慎也 (362票)
- 8位石井琢朗 (324票)
- 9位仁志敏久 (315票)
- 10位藤田平 (302票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<プロ野球「最強のいぶし銀」だと思う職人選手ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,021名/調査日:2023年6月1日
第1位:川相昌弘(972票)
【 #巨人 】川相昌弘総合コーチ、守備改善を目指す秋季キャンプは徹底的な基礎反復がテーマ https://t.co/EzGVMqbYlL #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/Uh6CQuWlsV
— スポーツ報知 (@SportsHochi) October 30, 2022
- バントの神様だけに、最高のいぶし銀ではないだろうか
- とにかく犠打の職人と言われ、記録まで残しましたからね。地味だけどこういう人は欠かせません
- やはり犠打の記録はいぶし銀。長い間、巨人のショートのレギュラーは凄い
- 自分の成績よりチームへの貢献度が高いんじゃないかな
世界に誇るバント職人!1位は川相昌弘さん!
「バント職人」川相さんが1位に輝きました。現役生活23年で決めた送りバントは「533」。ギネスにも認定されています。成功率は9割超えで、全選手の平均が6割6分といわれており、驚異的な成功率といえます。
岡山南高校時代はエースで4番。バントを決める側ではなく阻む側でした。読売ジャイアンツに入団し内野手に転向してからは、プロの世界で生き残るため小技を身につけ、守備に磨きをかけました。そのかいあって、ゴールデングラブ賞を6回受賞し「守備職人」と呼ばれるまでになりました。現在は巨人1軍総合コーチを務め、選手に自らバントを実演しています。
第2位:川藤幸三(627票)
’85年、阪神日本一の陰の立役者。川藤幸三が語る“控え”の重要さ。 http://t.co/8R3BwNdHG1 #numberweb pic.twitter.com/9zapFoBf6d
— Number編集部 (@numberweb) October 9, 2015
- キャラクターもすごいし、代打人生がすごい
- アニメのキャラクターにもなるくらいだからです
- すごい代打だったから
- 浪花の春団治!
ひと振りにかけた球界の春団治!2位は川藤幸三さん!
阪神タイガース初代「代打の神様」川藤さん。俊足巧打の選手でしたがアキレス腱を損傷し、以降は代打専門の「ひと振り人生」を送りました。1983年オフには戦力外を言い渡されますが「給料はいらんから阪神でプレーさせてくれ!」と直訴。1軍最低保障年俸で現役を続けます。
1985年、阪神の日本一に貢献し1986年に引退。代打サヨナラ安打6本は日本記録で、勝負強く豪快な打撃とその生き様から「球界の春団治」と呼ばれ、ファンから愛されました。
現在は解説者、YouTuberとして活動し、阪神を厳しくも温かく見守っています。
第3位:篠塚和典(624票)
規定打席ギリギリで首位打者獲得 81年阪神・藤田平の執念https://t.co/x2pTblJhcI
「ダブルヘッダーで5打席立てば規定打数に届くけど、首位打者になるには、5打席でヒット1本と四球がひとつ必要な状況でした」(藤田平氏)#首位打者 #阪神 #藤田平 #巨人 #篠塚利夫 #プロ野球— NEWSポストセブン (@news_postseven) November 4, 2020
- いぶし銀という言葉がとても似合う!
- 守備もバットコントロールも最高の職人
- 迷ったが、守備が絶品だったことももちろん、打撃に関して長嶋茂雄氏が天才と評価したので。巨人軍歴代最強のセカンドだと思います
- 地味に見える篠塚が、好きです。タイミングの良いヒットが思い出されます
職人的な打撃に華麗な守備!3位は篠塚和典さん!
3位にランクインしたのは、しなやかな打撃と華麗な守備でファンを魅了した篠塚さんです。
1980年代の読売ジャイアンツを攻守で支えました。細身の体から広角に放つ打球はまさに職人技。巧みなバットコントロールで首位打者を2回獲得しました。守備も玄人がうなるグラブさばきで、ゴールデングラブ賞に4回受賞。美しい所作の中にキラリと光る職人技を持った選手で、あのイチローさんも憧れていました。
現在は評論家として精力的に活動しています。
第4位:高木守道(599票)
「10.8」長嶋茂雄に敗れた高木守道。7年後の秋につぶやいた、後悔の瞬間。(小西斗真)#プロ野球 #npb #中日ドラゴンズ #dragons #高木守道 https://t.co/eHm1Us3Skc
— Number編集部 (@numberweb) January 29, 2020
4位は高木守道さん!
- 守備の達人でしたね。伝説のバックトス、目の前で見て感動しました
- 守備が華麗だったから
- 素晴らしい選手。個人的には高木さんがNo.1!
中日ドラゴンズ一筋21年、名二塁手の高木さんはバックトスの名手として知られています。併殺を狙いゴロを捕った後、体勢を切り返さず逆手で平泳ぎの手の動きのように二塁に送球するバックトス。メジャーのプレーを見ているようなカッコよさでした。
いぶし銀と称され職人気質の選手でしたが、2274安打、236本塁打、369盗塁と素晴らしい数字を残している「派手な職人」でもありました。
第5位:源田壮亮(393票)
【 #西武 】源田壮亮が1軍合流「ワクワク感もありますし、きょうから僕自身は開幕」と声を弾ませる #野球 #baseball https://t.co/tWs1YmA1KG pic.twitter.com/bPo04J2bIQ
— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 26, 2023
5位は源田壮亮選手!
- 2023年WBCの活躍。相手球団の選手を含めた玄人筋が絶賛の守備力で、大谷らのスター選手の派手な活躍にもヒケを取らない、いぶし銀の働きが記憶に残ります
- 若いのに結果を出していてすごい
- 骨折してもジャパンに必要な選手やった
- 真面目な雰囲気がいいですね
「守備職人」の呼び声が高い埼玉西武ライオンズの遊撃手、源田選手。鉄壁のディフェンス力としぶとい打撃で2023年のWBCに選出され、侍ジャパンの金メダル獲得に貢献しました。右手小指を骨折しながらプレーを続ける姿に感動したファンも多いでしょう。もちろん西武でも中心選手としてチームを引っ張っています。安定したスローイングは球界屈指です。
第6位:井端弘和(366票)
【プレーバック】2014年1月4日
中日を退団し、巨人に移籍した井端弘和選手と荒木雅博選手がオフにトークショーを行いました。#dragons#中日#アライバ pic.twitter.com/UDNdH28ikO— 東スポ 中日ドラゴンズ取材班 (@tospo_dragons) January 4, 2021
6位は井端弘和さん!
- 粘りがあり、いい選手だった
- 派手さはないが、攻守巧打のイメージが一番に感じる
- 凄い能力ですよ
中日ドラゴンズで荒木雅博さんと二遊間を組み「アライバコンビ」として活躍した井端さん。流れるような連係プレーはまさに職人技で、あ・うんの呼吸を誇りました。現役時代終盤の2人は言葉を交わす必要はなく、まるで熟年夫婦かベテランお笑いコンビのようだったといいます。しぶとい打撃で通算1912安打をマークしました。
第7位:宮本慎也(362票)
M6#宮本慎也 #スワローズ歴代背番号#swallows #熱燕 #連覇 pic.twitter.com/3hbyiscxFh
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) September 20, 2022
7位は宮本慎也さん!
- ここぞという時に頼れる!
- 上手な守備でした
- PL学園の頃から走攻守全てが玄人はだし
東京ヤクルトスワローズで活躍した宮本さん。遊撃手、三塁手で計10度ゴールデングラブ賞に輝いた名手です。守備で一番大事にしていることは「ファインプレーもいいですけど、投手が打ち取った球を確実にアウトにすること」と言い切ります。職人と呼ぶのにふさわしい正確な守備と送球でした。打撃でも2000安打を達成しています。
第8位:石井琢朗(324票)
「左小脳梗塞」のDeNA・石井琢朗コーチ、首脳陣に退院報告 三浦監督「元気そうでした」 https://t.co/aer20Xte2R @SANSPOCOMより
— サンスポ (@SANSPOCOM) June 16, 2022
8位は石井琢朗さん!
- 走攻守、3拍子揃った選手だった
- 男らしくかっこよかった
石井さんは通算2432安打、358盗塁、ゴールデングラブ賞4回受賞と輝かしい実績を持った遊撃手。「一芸に秀でた職人」というよりは、走攻守で高いレベルの能力を持った「多芸に秀でた職人」です。1998年、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)の38年ぶりの日本一にも核弾頭として貢献しました。
第9位:仁志敏久(315票)
⚡️巨人「セカンド争い」の歴史。篠塚和典→仁志敏久に続き「不動」となるのは誰だhttps://t.co/aBrb6NwNDy
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) August 25, 2021
9位は仁志敏久さん!
- 堅実だった
- 小柄で守備力も抜群。まさにいぶし銀
小柄ながらパンチ力のあるリードオフマンとして、読売ジャイアンツなどで活躍した名二塁手の仁志さん。特にポジショニングは予知能力があるのかと思うほどでした。打者によって大胆に守備位置を変え、相手のヒットを数多く阻んでいます。あらかじめ移動しているためファインプレーに見えないところは、まさに隠れた職人技でした。
第10位:藤田平(302票)
【????久慈・鳥谷・中野、じゃない。】
元監督 #藤田平 が語る〝 #阪神タイガース 史上最強の遊撃手は⁉️〟#新庄剛志 の遅刻話も????▶️https://t.co/oloWhZfYhm#プロ野球 #野球 #名球会 #阪神 #阪神タイガース #hanshin pic.twitter.com/QPpIqzmfYX
— 日本プロ野球名球会【公式】 (@meikyukai_nihon) June 3, 2022
10位は藤田平さん!
- 渋くて、なんとも言えず好きだった
- ポーカーフェイス!大事な場面で活躍していた
感情をあまり表に出さない「寡黙な打撃職人」という言葉がピッタリの藤田さん。阪神タイガース一筋19年。同時代にミスタータイガースの田淵幸一さんと掛布雅之さんがいたため、あまり目立つ存在ではありませんでした。しかしきれいな打撃フォームからヒットを量産し、2000安打を見事達成しました!
プロ野球「最強のいぶし銀」だと思う職人選手ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,021名が選んだ<プロ野球「最強のいぶし銀」だと思う職人選手ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,021名
調査日:2023年6月1日