大人が選ぶ!藤子不二雄の歴代名作マンガ人気ランキングTOP20

1951年にコンビを結成し、以降様々な名作を世に送り出してきた藤子・F・不二雄(藤本弘)さん、藤子不二雄A(安孫子素雄)さん。2人の藤子不二雄が生み出した作品には、夢やロマン、かわいさと笑い、時には大人向けの社会風刺が描かれ、それぞれに異なる面白さがあると人気です!そこで、今回は40代~60代を対象に、「大人世代に人気の藤子不二雄作品ランキング」を調査。誰もが知る国民的漫画から、知る人ぞ知る隠れた名作まで、様々な作品が登場する注目ランキングです!

大人が選ぶ!藤子不二雄の歴代名作マンガ人気ランキング
TOP20一覧
  • 1位ドラえもん (2,834票)
  • 2位笑ゥせぇるすまん (1,008票)
  • 3位オバケのQ太郎 (938票)
  • 4位パーマン (542票)
  • 5位キテレツ大百科 (520票)
  • 6位忍者ハットリくん (387票)
  • 7位怪物くん (368票)
  • 8位プロゴルファー猿 (340票)
  • 9位エスパー魔美 (198票)
  • 10位ジャングル黒べえ (171票)
  • 11位魔太郎がくる!! (142票)
  • 12位中年スーパーマン左江内氏 (121票)
  • 13位ひとりぼっちの宇宙戦争 (118票)
  • 14位まんが道 (112票)
  • 15位ウルトラスーパーデラックスマン (109票)
  • 16位ミノタウロスの皿 (96票)
  • 17位カンビュセスの籤 (94票)
  • 18位てぶくろてっちゃん (91票)
  • 19位ウメ星デンカ (87票)
  • 20位21エモン (85票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<大人が選ぶ!藤子不二雄の歴代名作マンガ人気ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,169名/調査日:2022年3月17日

目次

第1位:ドラえもん(2,834票)

  • 発想に引き込まれる!
  • 笑いあり、感動ありの作品だから
  • 全年齢が楽しめる漫画はそうそう無いから

日本のみならず世界でも愛される歴史的名作!1位はドラえもん!

見事1位に輝いたのは、藤子・F・不二雄さんのSF・ギャグ漫画「ドラえもん」。1969年から雑誌・よいこなどで連載がスタートし、その後は掲載雑誌を変えつつ長年にわたって愛されてきた国民的SF漫画です。何をやってもダメな小学生・野比のび太を助けるため、22世紀の未来からやってきた猫型ロボット・ドラえもんが織り成すドタバタな日常は笑いとユーモアがいっぱい!ドラえもんの持つ数々の「ひみつ道具」は夢にあふれ、「こんな道具が実際にあったらな」と願ったファンも多いでしょう。アニメ版の放送も50周年を迎えてなお人気は衰えず。アジア各国を中心とした海外知名度は高く、日本を代表するキャラクター・作品の1つと言えます!

第2位:笑ゥせぇるすまん(1,008票)

  • 皮肉っぽいストーリーがおもしろいです
  • キャラクターや社会風刺漫画が面白く親近感が湧く
  • ストーリー、喪黒福蔵というキャラクター共に好きでした

大人ウケするブラックな作風!2位は笑ゥせぇるすまん!

2位は藤子不二雄Aさんのブラックユーモア漫画「笑ゥせぇるすまん」。黒ずくめの怪しげなセールスマン・喪黒福造が、その時々のゲストキャラの「お願い」を叶えますが、喪黒との約束を破ると強烈なしっぺ返しが待っていて…。社会風刺の効いたブラックなシナリオが大人ファンを釘付けにしました!また、とにかく脳裏に刻まれるのがアニメ版で喪黒福造の声優を担当した大平透さんの怪演。「ホーッホッホッホ」という不気味な高笑い、「ドーン!!!!」の決め台詞はインパクト抜群でしたね!

第3位:オバケのQ太郎(938票)

  • ほのぼのした感じが好き
  • バケラッタのO次郎が好きだな
  • オバケの怖いイメージを変えた

2人の藤子不二雄が生み出した名作ギャグ漫画!3位はオバケのQ太郎!

3位は藤子不二雄さんのギャグ漫画「オバケのQ太郎」。1964年から週刊少年サンデーで連載され、藤子不二雄Aさん、藤子・F・不二雄さんの2人が合作した最後の作品です。オバケにもかかわらず、可愛らしいキャラデザインで描かれたQ太郎の登場でオバケに対する「怖い」というイメージは一変。茶目っ気たっぷりで愛らしい存在にまで昇華したのですから、これはもう2人の藤子不二雄さんによる偉業と言えます。アニメ化もあって1960年代には大ブームが到来。アニメのEDテーマ「オバQ音頭」はシングルレコードで200万枚を売り上げた歴史的ヒットナンバーです!

第4位:パーマン(542票)

  • 夢があります!
  • 一番よく見たのはパーマン。子どもの頃はパーマンが本当にいると思ってた

正義のヒーロー・パーマンの活躍、友情、成長を描く!4位はパーマン!

4位は藤子・F・不二雄さんのSF・ギャグ漫画「パーマン」。1966年から週刊少年サンデーなどで連載され、正義のヒーロー・パーマンに変身する少年・須羽ミツ夫らの姿が描かれます。完全無欠なヒーローではなく、悩み多き平凡な少年たちが勇気を振り絞ってヒーローになる設定が面白く、時には重めのテーマを扱うのもまた作品の魅力。F先生最大のヒット作「ドラえもん」とは同一世界の作品と公式に設定され、その繋がりもファンを楽しませるポイントとなっています!

第5位:キテレツ大百科(520票)

  • 主題歌も大好き
  • 科学的なものが興味深い
  • コロ助スキだったな~

実際に作れそうな発明品が子どもたちの心をときめかせた!5位はキテレツ大百科!

5位は藤子・F・不二雄さんのSF・ギャグ漫画「キテレツ大百科」。1974年から雑誌・こどもの光で連載され、発明好きな小学生のキテレツこと木手英一と、キテレツが初めて作った発明品のロボット・コロ助らの日常が描かれます。夢のある発明品や個性豊かなキャラたちとの掛け合いが特に面白いと評判です!漫画版「キテレツ大百科」は単行本で全3巻と短めですが、アニメ版は全331話が放送された長期作品となり、度重なる再放送もあって本作が広く知られるキッカケとなりました。キャッチーな主題歌の数々もまた愛される要因ですね!

第6位:忍者ハットリくん(387票)

  • ケムマキケムゾウが面白い
  • 忍者に興味があったから面白かった

忍者のイメージは彼によって作られた…!?6位は忍者ハットリくん!

6位は藤子不二雄Aさんの忍者・ギャグ漫画「忍者ハットリくん」。1964年から月刊コロコロコミックで連載され、その後は他誌などでも長らく連載された大ヒット漫画です!忍術修行のために上京した忍者のハットリくんことハットリカンゾウを中心とした物語であり、ギャグあり忍術ありの賑やかな作風が支持されました。1981年から約6年にわたって放送されたアニメ版も非常に有名ですが、その人気は日本のみならずインドでも圧倒的。あまりの人気によって、インドでは新作エピソードが製作・放送(のちに日本に逆輸入)されたのですから驚きです…!

第7位:怪物くん(368票)

  • 大野智さんの実写化ドラマで改めて好きになりました
  • 世相を反映している
  • ストーリーが面白くて、いつも楽しみに見ていました

コミカルで愛らしいモンスターたちの競演!7位は怪物くん!

7位は藤子不二雄Aさんのファンタジー・ギャグ漫画「怪物くん」。1965年から雑誌・少年画報などで連載され、人間界へやって来た怪物くんとそのお供であるモンスターたちの日々をコミカルかつ躍動感いっぱいに描きます。怪物ランドの皇太子・怪物くんをはじめ、登場キャラクターたちの可愛らしいデザイン、軽快なギャグが愛され、1968年にはモノクロで、1980年にはカラーでテレビアニメ化も果たしています。大野智さんの主演による2010年の実写ドラマ版を記憶しているファンも多いかもしれませんね!

第8位:プロゴルファー猿(340票)

  • 小学生の頃によくモノマネして遊んでた
  • 幼少時、凄くハマってみていた。今思えば、できるはずのない無理な技だけれど、なんかできそうな気がしてわくわくしていた
  • ゴルフ始めた頃にマンガで読んでかっこいいなと思い、ずっと欠かさず読みました

荒唐無稽なキャラ・描写の数々がワクワクを加速させた!8位はプロゴルファー猿!

8位は藤子不二雄Aさんのゴルフ漫画「プロゴルファー猿」。1974年に週刊少年サンデーにて読み切り版がスタートし、少年漫画初のゴルフ漫画として人気を博しました。天才的なゴルフの腕を持つ少年・猿谷猿丸が、様々なゴルファーと賭けゴルフで対決していく物語であり、野性味あふれる作風が幅広い年代にヒット。ただ破天荒なシーンの連続というワケではなく、基本的なゴルフ描写も秀逸であり、本作で初めてゴルフの面白さを知った、という読者も多いでしょう!

第9位:エスパー魔美(198票)

  • ドタバタしたところがいい
  • 主人公が可愛いから
  • 超能力に憧れた小学生時代。マミちゃんになりたかった!

明るくキュートな魔美の魅力がたまらない!9位はエスパー魔美!

9位は藤子・F・不二雄さんのファンタジー・SF漫画「エスパー魔美」。1977年から雑誌・マンガくんなどで連載され、超能力に目覚めた女子中学生・佐倉魔美がその力を駆使して大活躍!明るくおせっかい焼きな魔美の可愛らしい魅力、超能力を使った不思議なストーリーは、漫画でもアニメでも記憶に残るものとなりました。1話完結型のストーリー構成が素晴らしく、リアルな人間模様やセリフの奥深さなど、大人になってから読み返すと新しい発見があるかもしれません!

第10位:ジャングル黒べえ(171票)

  • ウラウラベッカンコー!
  • 幻の名作

オールドファンの記憶に残る「ウラウラベッカンコー!」!10位はジャングル黒べえ!

10位は藤子・F・不二雄さんのギャグ漫画「ジャングル黒べえ」。1973年からよいこなど子ども向け雑誌で連載され、アフリカ出身の魔法使い・黒べえとその仲間たちが織り成すドタバタなコメディとして愛されました。「ウラウラベッカンコー!」は黒べえを象徴する呪文ですが、アニメ版では肝付兼太さんが黒べえを演じたことでより印象的なものに。現在は藤子・F・不二雄大全集(電子書籍もあり)などで楽しめます!

第11位:魔太郎がくる!!(142票)

11位は藤子不二雄Aさんのホラー漫画「魔太郎がくる!!」。1972年から週刊少年チャンピオンで連載され、いじめられっ子な主人公・浦見魔太郎が様々な恨みに対して、超能力「うらみ念法」などを操り復讐を果たす物語。彼の怒りが限界に達した際の「う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か!」のセリフが印象に残っている人も多いかもしれませんね!

第12位:中年スーパーマン左江内氏(121票)

12位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「中年スーパーマン左江内氏」。1977年から漫画アクションで連載され、とある事情からスーパーマンになってしまった中年サラリーマン・左江内(さえない)の日々が描かれます。スーパー服を装備することで超人的な能力を発揮できますが、左江内が直面する事件は庶民的な問題ばかりで…?2017年には堤真一さんの主演で、「スーパーサラリーマン左江内氏」として実写ドラマ化しているため、そちらを記憶している方も多いでしょう!

第13位:ひとりぼっちの宇宙戦争(118票)

13位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「ひとりぼっちの宇宙戦争」。1975年に週刊少年サンデーで掲載された短編漫画であり、ある日突然にハデス星と戦う事になった少年・鈴木太郎の姿が描かれます。諸事情により、地球側から代表者として戦士に選ばれたのは太郎ただ1人のみ、しかもハデス星が送り出した代表者は太郎の能力や容姿をコピーした無慈悲なロボットであり…?孤独な状況で繰り広げられる自分との戦い、感情の揺れ動きが面白いと支持されます!

第14位:まんが道(112票)

14位は藤子不二雄Aさんの自伝・青春漫画「まんが道」。1977年から週刊少年キングで連載を開始し、続編「愛…しりそめし頃に…」を含めると43年にわたる長期作品となりました。藤子不二雄A(安孫子素雄)さん、藤子・F・不二雄(藤本弘)さんを中心とした自伝となっていて、漫画家になるまで、なった後をフィクション混じりで描きます。当時の漫画家を取り巻く環境を知れるだけでなく、「漫画の神様」こと手塚治虫さんも登場するなど、歴史漫画としての趣もありますね!

第15位:ウルトラスーパーデラックスマン(109票)

15位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「ウルトラスーパーデラックスマン」。1976年にS-Fマガジンにて掲載された短編漫画であり、ある日突然に超人的な力に目覚めた平凡なサラリーマン・句楽兼人の姿を描きます。「パーマン」のような正義のヒーローかと思いきや、行き過ぎた正義感をもつ主人公の暴走が描かれたショッキングな作風で、一度読んだら忘れられないインパクトです!

第16位:ミノタウロスの皿(96票)

16位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「ミノタウロスの皿」。1969年にビッグコミックで掲載された短編漫画であり、地球とは全く文化の異なるイノックス星に漂着した青年にまつわる物語です。その星を支配するのは牛のような外見で知性を有する生き物・ウス。対照的に、人間のような種族・ズンは食用の家畜として飼育されていて…?読み手の視点によってさまざまな解釈ができる、F先生の傑作短編です!

第17位:カンビュセスの籤(94票)

17位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「カンビュセスの籤」。1977年に雑誌・別冊問題小説に掲載された短編漫画であり、生まれた時代の異なる2人の男女が織り成す不思議な物語となっています。夢があふれる子ども向け漫画のイメージも強いF先生ですが、本作のような大人向けのハードな短編漫画もまた持ち味。圧倒的なスケール、衝撃的な描写で描かれるSFは一度読んだら忘れられない作品とも評されます!

第18位:てぶくろてっちゃん(91票)

18位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「てぶくろてっちゃん」。1960年から雑誌・たのしい一年生などで連載され、藤子・F・不二雄さんの漫画家キャリア初期を代表する作品として知られています。主人公の少年・てっちゃんの持つ手袋は何でも作れる不思議な手袋。そんな手袋を駆使して楽しく遊ぶ日常がコミカルに描かれます。ユーモアにあふれた作風は、まさしくF先生の原点と言えるでしょう!

第19位:ウメ星デンカ(87票)

19位は藤子・F・不二雄さんのSF・ギャグ漫画「ウメ星デンカ」。1968年から雑誌・小学一年生などで連載され、ウメ星から逃れてきたウメ星国・王室一家の地球での生活が描かれます。日本の普通の家庭・中村家に居候するギャップが笑えますが、作中に登場する数々のSF的なアイテムも印象的。のちの「ドラえもん」に繋がるエッセンスが感じられる、との声も上がります!

第20位:21エモン(85票)

20位は藤子・F・不二雄さんのSF漫画「21エモン」。1968年に週刊少年サンデーで連載開始となった作品であり、舞台となるのは未来の地球。老舗ホテルの跡取り息子・21エモンを主人公に、宇宙生物・モンガーや元イモ掘り用ロボットのゴンスケたちとの賑やかな日々が描かれます。1991年からはアニメ版も放送され、漫画やアニメ「ドラえもん」での共演を記憶している方も多いでしょう!

大人が選ぶ!藤子不二雄の歴代名作マンガ人気ランキングTOP20!

2人の藤子不二雄さんが手掛けた数々の作品が登場した今回のランキング。藤子・F・不二雄さんが提唱したSF(すこしふしぎ)な名作「ドラえもん」の人気を改めて確認する結果となりましたが、子どもから大人まで幅広い世代にウケる漫画を描き続けた藤子不二雄Aさんの作品にもたくさんの得票がありました。違った個性、違った魅力のある素晴らしい漫画の数々を再認識するランキング結果ですね!
以上、40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,169名が選んだ「大人が選ぶ!藤子不二雄の歴代名作マンガ人気ランキング」でした。あなたが思う藤子不二雄さんの名作漫画はランクインしていましたか?

編集者:zenzai
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,169名
調査日:2022年3月17日

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