1970年代〜80年代の日本の歌謡界は、シンガーソングライターによる新しい表現の楽曲も数多く生み出され、音楽的にとても豊かなものになりました。自分の内面や心の機微を歌った男性歌手が人気を博し始めたのもこの時代です。ということで、歌唱力豊かに時代をリードした男性歌手をアンケート。名シンガーばかりが集まったランキングをぜひご覧ください!
TOP20一覧
- 1位安全地帯(玉置浩二):ワインレッドの心 他 (935票)
- 2位オフコース(小田和正):さよなら 他 (767票)
- 3位久保田利伸:You were mine 他 (712票)
- 4位サザンオールスターズ(桑田佳祐):いとしのエリー 他 (566票)
- 5位松山千春:長い夜 他 (541票)
- 6位布施明:君は薔薇より美しい 他 (484票)
- 7位尾崎豊:I LOVE YOU 他 (428票)
- 8位尾崎紀世彦:また逢う日まで 他 (368票)
- 9位BOØWY(氷室京介):Marionette -マリオネット- 他 (319票)
- 10位徳永英明:輝きながら・・・ 他 (300票)
- 11位松崎しげる:愛のメモリー 他 (289票)
- 12位チェッカーズ(藤井フミヤ):涙のリクエスト 他 (226票)
- 13位村下孝蔵:初恋 他 (210票)
- 14位シャネルズ(鈴木雅之):ランナウェイ 他 (191票)
- 15位TUBE(前田亘輝):SUMMER DREAM 他 (176票)
- 16位長渕剛:とんぼ 他 (160票)
- 17位井上陽水:夢の中へ 他 (157票)
- 18位矢沢永吉:時間よ止まれ 他 (141票)
- 19位西城秀樹:YOUNG MAN(Y.M.C.A) 他 (140票)
- 20位沢田研二:TOKIO 他 (139票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<昭和の名曲!70年代~80年代の男性歌手歌唱力ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,995名/調査期間:2021年9月29日10:00~2021年9月30日23:59 ※重複投票や不正行為は、集計時に無効票として除外。
第1位:安全地帯(玉置浩二):ワインレッドの心 他(935票)
- 玉置さんに何を歌わせても名曲に変えてしまうほどの素晴らしい歌唱力。玉置さんが歌い始めれば、その世界についつい引き込まれてしまいます。歌のオリンピックがあったら、間違いなく日本代表として選出されると思います!
- 1人(グループ)で歌っても、他の人とコラボしても、揺るぎない安定感があり、表現力もある
- いつでも安定したロングトーン、歌によって使い分ける魅力的なウィスパーボイスやファルセット、レコードやCD音源を超越する高い表現力、すべてにおいて玉置浩二さんをこえる人はいないと思う
魔法のような表現力に満ちた歌!1位は安全地帯(玉置浩二さん):ワインレッドの心 他!
もし身近に玉置浩二さんがいたとして、少しでも音楽に興味があったら「この人をヴォーカルにバンドをやってみたい」と誰しもが想像してしまうんじゃないかと思うんです。それほどの魅力に溢れる玉置浩二さんをヴォーカルに据えた安全地帯が発表した楽曲は、いずれも玉置さんの歌がなければ成立しえなかった昭和の名曲ですね。
「静と動」「冷たさと熱さ」を同時に表現してしまう玉置さんの魔法のような歌は唯一無二。歌唱力ランキング、納得の第1位は玉置浩二さんでした!
第2位:オフコース(小田和正):さよなら 他(767票)
- 透明感があって、ささやくような箇所では心がギュッとなる歌声。今でも美声をキープしているけど、当時の歌声を聞くとやっぱりキラキラ感がすごい
- 70年代から80年代に学生生活を送った自分にとってオフコースの小田さんの歌は、本当に励まされて人生に役立った
- いつの時代でも色褪せていない感、優しい歌声、素敵な歌詞、大人になればなるほどじわじわと良さがわかってきました
確実に心の琴線に触れる声と表現!2位はオフコース(小田和正さん):さよなら 他!
「さよなら」「Yes-No」「I LOVE YOU」「言葉にできない」「YES-YES-YES」…、ジスイズ昭和の名曲!とも言えるような佳曲を次々と生み出したオフコース。オフコースもテレビ拒否派のグループのひとつでしたが、レコード、ラジオ、そして数多くのライブを通じて日本中にファンを増やしました。
ヴォーカル小田和正さんの歌こそがオフコースサウンドのコアであったことは間違いありません。聴いたこともないような、でも確実に心の琴線に触れる美しい小田さんの歌唱は今なお健在ですね。
第3位:久保田利伸:You were mine 他(712票)
- 当時初めて『流星のサドル』を聞いた時に洋楽のように聞こえて、日本語なのに外国人かと勘違いする程の歌唱が衝撃的だった
- ソウルフルでパワフル、そしてどこまでも突き抜ける歌声。Missing等のバラードも素晴らしく名曲が多いので
- 日本人離れしたファンキーなリズム感は圧倒的
「ファンキー」の体現者!3位は久保田利伸さん:You were mine 他!
「ファンキー」という言葉の意味を日本の音楽界で最も体現している人なんじゃないでしょうか、久保田利伸さんって。楽曲の印象や、歌い方などの表現方法だけにとどまらず、生き方や人となりみたいなもの全てがファンキーな久保田さん。
ブラックミュージックの真髄を理解しているからこそ、作り物ではないファンクを久保田さんの歌唱に感じますね。「Cry On Your Smile」「You were mine」など「昭和のにおいがしない」昭和の名曲多数です!
第4位:サザンオールスターズ(桑田佳祐):いとしのエリー 他(566票)
- 衝撃的なデビュー曲の直後のバラードも衝撃的
- ポップス、ロック、バラード、演歌、ブルース等々その振り幅は無限で驚嘆!そして何より全てのジャンルおいて歌唱力は個性的で、時には優しく、時にはパワフルで圧巻!!
- あの独特な嗄れ声。過去のヒット曲を他の歌手が歌ったりしますが、桑田サンの歌だけは誰が歌っても桑田サンのオリジナルを超えられない。
70年代から今も、そして未来も聴き継がれる名曲群!4位はサザンオールスターズ(桑田佳祐さん):いとしのエリー 他!
令和の今も大活躍のサザンオールスターズ、そして桑田佳祐さん。1978年のデビュー作「勝手にシンドバッド」で見せた新しすぎる日本語ロックの表現によってイロモノ的扱いを受けたりしましたが、昭和の名曲…いや日本語ロック史最重要とも言えるラブバラードを発表したときにサザンに対する世間の評価が一変しました。1979年、桑田佳祐さんが生み出した「いとしのエリー」は、2020年代の今も、そしてこの先もずっと日本のラブバラードを代表する1曲です!
第5位:松山千春:長い夜 他(541票)
- 安定した歌声と声の太さがあり、マイク無しでもアカペラでもどちらでも上手い。 バラードからノリノリの曲まで何でも歌えるイメージがあります
- ザ・ベストテンに出演した際の歌唱が衝撃を受けた
- 本人がよく、美空ひばりと歌唱力はどっこいどっこいと豪語していた
クリアで爽やかなのに圧倒的なエネルギー!5位は松山千春さん:長い夜 他!
かたくなにテレビ出演を拒んでいた松山千春さんですが、オリコン1位に輝いた「季節の中で」と「長い夜」が首位にランクインした「ザ・ベストテン」に生出演。「あの松山千春」がテレビに出るとあって、日本中の視聴者が固唾を飲んで番組を見守ったものです。「長い夜」での出演時、コンサートホールで観客が投げ込んだボールを松山さんがヒールキックで蹴り返すシーンのカッコよさと言ったら…。クリアで爽やかなのに圧倒的なエネルギーを湛えた松山さんの歌、昭和の名曲として外せませんね。
第6位:布施明:君は薔薇より美しい 他(484票)
- 『シクラメンのかほり』のようなしっとりとした曲も、『君は薔薇より美しい』のようなポップな曲も、伸びのある音域の広い歌声、メリハリがあって説得力のある表現力で布施明が他を圧倒していると思いました
- アニソンですが『愛よその日まで』は1つの作品として聴きごたえが有り、この曲は布施明だからこそ映える曲だと思いました
- 世代が違うので全然興味なかったのですが、たまたま紅白で布施さんの歌を聞き、その上手さにビックリしました
どこまでも伸びやかな声に心が震える!6位は布施明さん:君は薔薇より美しい 他!
日本レコード大賞や日本歌謡大賞など各賞を総ナメにした「シクラメンのかほり」(1975年)、カネボウ化粧品のCMソングとしてヒットし「ザ・ベストテン」6週ランクインの記録を持つ「君は薔薇より美しい」など、昭和の名曲を数多く歌われたのが布施明さん。布施さんが歌う曲ってとても叙情的だったりドラマチックだったり、とにかく音楽性の高い名曲揃いなんですけど、布施さんだからこそ歌いこなせたとも言えますね。布施さんのどこまでも伸びやかな声は聴くたびに心が震えちゃいます!
第7位:尾崎豊:I LOVE YOU 他(428票)
- 他の方も素晴らしい歌唱力であるが、尾崎豊さんは、それに加えてカリスマ性がすごいです
- 尾崎歌うまい!と最近またしみじみ思いました。『卒業』大好き
- なんと言ってもその時代に生きた素直な気持ち・志を表現した作詞・作曲で自ら歌い上げているのは歌唱力ある者に尽きます
歌唱力を超えたとてつもない表現力!7位は尾崎豊さん:I LOVE YOU 他!
1983年、シングル「15の夜」で高校在学中にデビューした尾崎豊さん。自分自身の内面をピュアな言葉でさらけ出すように歌った尾崎さんには、歌唱力を超えたとてつもない表現力が備わっていました。「十七歳の地図」や「卒業」で若くして同世代のカリスマ的存在となった尾崎さん。90年代に発表した「I LOVE YOU」や「OH MY LITTLE GIRL」などの珠玉のラブソングは今なお歌い継がれています。26歳の若さで夭折した尾崎豊さんが存命だったとしたらどんな音楽を聴かせてくれたのでしょうか…
第8位:尾崎紀世彦:また逢う日まで 他(368票)
- ヒッパレで他の曲を歌っても世界観が凄い!
- お腹の底から響くような迫力のある歌い方とよく通る声は圧倒的
- マイクを離して歌う姿で肺活量の多さを感じた
他と一線を画した圧倒的なスケール感!8位は尾崎紀世彦さん:また逢う日まで 他!
昭和の名シンガーとして尾崎紀世彦さんの名前を挙げないわけにはいきません!もちろん数多くの歌手のみなさんが素晴らしい歌唱力を誇っているわけですが、尾崎さんの歌には他のシンガーとは一線を画した得も言われぬスケール感があって、歌そのものに悠久の広がりのようなゾクゾクする感動を感じたものです。1971年に日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞した「また逢う日まで」は、昭和の名シンガー尾崎紀世彦さんの圧倒的な歌唱力によって歌われた、紛うかたなき昭和の名曲です!
第9位:BOØWY(氷室京介):Marionette -マリオネット- 他(319票)
- 氷室さんの歌唱力、布袋さんのギター演奏が凄い
- 私自身氷室さんの大ファンで今でもFCに入っている位大好きなんですが、30年以上氷室さんの歌を聴いてきて、歌唱力はもちろん歌への細部におよぶこだわりなど、一番だと思います
- ヒムロック最高。カラオケで歌いまくり
80年代を疾走、とにかくカッコよかった!9位はBOØWY(氷室京介さん):Marionette -マリオネット- 他!
1982年のアルバムデビューから、人気絶頂の1988年に東京ドームでのLAST GIGSで解散するまで、80年代を一気に駆け抜けたBOØWY。そんな80年代ロックの象徴的存在とも言えるバンドのヴォーカルが氷室京介さんです。氷室さんのヴォーカルと布袋寅泰さんのギターが絡むBOØWYサウンドは、初登場1位を記録した「Marionette -マリオネット-」をはじめ、昭和の名曲というよりも時代を超えたロックチューンばかり。「わがままジュリエット」「ONLY YOU」…名曲を挙げていくと切りがないですね。
第10位:徳永英明:輝きながら・・・ 他(300票)
- あの高音と迫力のある声は魅力的。カラオケで歌いたいが高い声が出ない
- 女性歌手の歌も、徳永英明の持ち歌のようにカバーして歌っていて才能があると思った
- あのハイトーンボイスは唯一のもので、自分のオリジナル曲も、カバー曲も全てにおいて素晴らしい
美しすぎる声!10位は徳永英明さん:輝きながら・・・ 他!
「Rainy Blue」でデビューしたのが1986年、そして翌年フジカラーのCMソングに採用された「輝きながら・・・」がオリコン10位以内にランクイン、「ザ・ベストテン」や「歌のトップテン」への出演で全国レベルのシンガーとなったのが徳永英明さんです。90年以降に発表された「夢を信じて」「壊れかけのRadio」なども含め、徳永さんの昭和・平成の名曲は、令和の今もそのフレッシュな輝きを失っていません。その理由はただひとつ、徳永さんの美しすぎる「声」です。
第11位:松崎しげる:愛のメモリー 他(289票)
- 力強さとパンチのある歌唱力は天下一品!
- 何年経っても色褪せない歌声。以前鑑賞したチャリティーコンサートでは声量に驚かされとても心に響き感動した
- しっとりと始まり、サビでは歌声が心に響く
松崎しげるさんの代表曲と言えば「愛のメモリー」。グリコアーモンドチョコレートのCMソングだったことと松崎さんの褐色の健康美をリンクさせて記憶している方も多いんじゃないでしょうか。素人がカラオケで歌おうとしても簡単には歌いこなせないこの難曲、松崎しげるさんの声量と歌唱力だからこそ今なお昭和の名曲として語り継がれているわけで、松崎さんと楽曲が一心同体となったような名作ですね。ももクロとの親交も深く、大型ライブに数多くゲスト出演している松崎さん、歌唱力も存在感も健在です!
第12位:チェッカーズ(藤井フミヤ):涙のリクエスト 他(226票)
- 息継ぎとか難しい曲の設定ばかり。それを見事に歌い切っていてすごいと思う。カラオケで真似しようと思ってもなかなかできないですから
- ファンでもあり、まさに青春でした 歌唱力あり、魅力あり
- 初めて買ったレコードがチェッカーズだった。出演しているTV番組もラジオも聞いた。 初めてコンサートに行ったのもチェッカーズのコンサートだった
1983年「ギザギザハートの子守唄」でデビューしたチェッカーズ、そのリードヴォーカルを務めたのが藤井フミヤさんです。2作目「涙のリクエスト」が大ヒット、チェッカーズが出演する歌番組は軒並み高視聴率となりました。フミヤさんのキュートな容姿がアイドル的な人気に火をつけたわけですが、本格的な歌唱力や音楽性の高さも相当なもので、昭和の名曲と言える数々のヒット曲群を発表されていますね。90年代に入ってソロ活動に注力。代表曲「TRUE LOVE」はまさにエバーグリーン。
第13位:村下孝蔵:初恋 他(210票)
- 初恋のほろ苦さを歌で見事に表現している。声質や歌い方が秀逸
- 歌詞も歌声も好きです。特に踊り子の歌詞はグッときます
- ギターの腕前は天才的。情緒豊かな歌詞は文学的。いくつもの才能に恵まれていた孝蔵にいさんに敬服しています
村下孝蔵さんの「初恋」って、当時青春真っ只中だった少年たちは自分自身のほろ苦い気持ちと歌詞を重ね合わせたりして、そして青春を通り過ぎて大人になった世代=孝蔵さんと同世代のみなさんは甘酸っぱい記憶として(ちょっと美化して)あの頃を思い起こしたりして、自分だけの「初恋」を村下さんの透き通った声に合わせて心の中でいっしょに歌ったわけです。青春の美しさを歌った昭和の名曲ですね。続く「踊り子」も名曲、村下孝蔵さんを日本中に知らしめました。46歳の若さでお亡くなりになられたこと、残念至極…。
第14位:シャネルズ(鈴木雅之):ランナウェイ 他(191票)
- R&Bの大家。ダンディーさも相まってステキな歌唱
- 歌も良いし、何と言ってもインパクトのあるメイクが印象に強く残ってます
- どのアーティストも甲乙付けがたいですが歌唱力となると鈴木雅之さんですかね。ハモリも気持ちいいしサウンド的にも大好きです
レコードデビュー曲「ランナウェイ」(1980年)が昭和の名曲としてミリオンヒットを記録したシャネルズ。そのメインヴォーカルとしてバンドを率いたのが鈴木雅之さんです。ブラックミュージックへのリスペクトを存分に表現した楽曲とビジュアルで80年代の音楽シーンを代表するグループとなりましたね。その後シャネルズは「ラッツ&スター」に改名、そしてソロアーティスト・鈴木雅之としても大活躍されています。実姉の鈴木聖美さんと共に歌った「ロンリーチャップリン」も名曲!
第15位:TUBE(前田亘輝):SUMMER DREAM 他(176票)
- 夏が大好きであの歌声を聴くと一気に夏気分になる
- TUBEはアップテンポな曲もいいが、バラードもいい曲がたくさんありますよ!それが前田さんの歌唱力だからこそ生きてくる曲なんです
- 若い頃は、青い空を突き抜けるような歌声にとても魅了されました。そして今は、磨きのかかった歌声で心に響くバラードが大好きです
バンド名がサーフィン用語に由来していて、夏の音楽と言えば必ずと言っていいほど名前が挙がるTUBE。そんな夏バンドの顔としてヴォーカルを担当しているのが前田亘輝さんです。伸びやかなハイトーンの歌唱を聴かずとも、前田さんがそこにいるだけで夏の海辺が思い浮かぶほどのサマーアイコン。「シーズン・イン・ザ・サン」「Summer Dream」「Beach Time」など80年代の夏アンセムと言える昭和の名曲を連発。1990年の「あー夏休み」をはじめ、90年代からもさらなる大活躍です!
第16位:長渕剛:とんぼ 他(160票)
- ドラマ主題歌のとんぼはいまでも心に響く歌です
- 歌うことに対する情熱がすごいと思います。命がけで歌っているといつも思ってます!
- 芸能界にもファンと公言する人が多いと思う
1978年「巡恋歌」がヤマハのポプコン(懐かしい!)で注目、そして1980年「順子」がオリコンチャート1位となり一躍ニューミュージック界のスターとなった長渕剛さん。昭和の名曲らしい、慎ましやかでセンチメンタルなラブソングがデビュー当初の長渕さんの特徴でした。その後俳優としての評価も高まり、主演を務めたテレビドラマ「とんぼ」のテーマ曲がミリオンセラーを記録。俳優としての役柄、長渕さんの人柄、そして楽曲が三位一体となった表現は今も続く長渕ワールドそのものですね。
第17位:井上陽水:夢の中へ 他(157票)
- 井上陽水の少年時代を聴き、歌唱力の凄さに驚いたことがある
- 井上陽水の歌には他の人にはない独特の世界観がある。 彼の歌声を聴くと、歌の世界に引き込まれる
- 陽水ならではの節回しと、音域の広さ、そして独特でちょっと物悲しい声(表現力)は、他に類を見ない
「傘がない」「夢の中へ」「いっそセレナーデ」「リバーサイドホテル」など数々の昭和の名曲をヒットさせてきた井上陽水さん。シンガーソングライターとして作り上げてきたオリジナルの世界観は、陽水さんの魅惑的な歌唱があってこそですね。楽曲に通底する幻想的なイメージと、陽水さんによる透明感とノスタルジーを併せ持つヴォーカルのマッチングに思わず引き込まれてしまいます。70〜80年代の名曲群を経て生まれた「少年時代」(1990年発売)も必聴!
第18位:矢沢永吉:時間よ止まれ 他(141票)
- 毎年のツアーは圧巻!若い人のファンも多いし、ダントツYAZAWAが上手い
- 初めて買ったシングル、資生堂のCM
- 今も昔も第一線での活躍。まさにロック
日本のロック・カリスマと言えば矢沢永吉さん。1978年、資生堂のキャンペーンソングに採用された「時間よ止まれ」が大ヒットしたときにも「ザ・ベストテン」など名だたる音楽番組にもほとんど出演することなく、孤高の人というイメージが矢沢さんの人気と評価をさらに高めていきました。その後も「YES MY LOVE」や「LAHAINA」など昭和の名曲を次々と発表し、熱狂的とも言えるファンを数多く生み出しました。ライブにおける会場全体でのタオルパフォーマンスが圧巻!
第19位:西城秀樹:YOUNG MAN(Y.M.C.A) 他(140票)
- みんなが一緒になってYMCAを手でパフォーマンスしたのが懐かしい。 秀樹さんは星になってしまったけど思い出は絶対忘れない!
- ブルースカイブルーを聴いた時、感動した
- 歌唱力を含め昭和のアイドルと言える人だから
日本のアイドル史に燦然と輝くスター、西城秀樹さん。郷ひろみさん・野口五郎さんと共に新御三家と呼ばれ、「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」(昭和の名曲!)で見せてくれた爽やかさと快活さは他に比べようのないくらいに眩しすぎました。大阪球場でのコンサートを恒例とされていたヒデキさん、実は大型野外ライブを行うアーティストとして草分け的存在でもあったんですよ。健康そのもののような西城さんも病魔には抗えなかったこと、本当に惜しいですね。
第20位:沢田研二:TOKIO 他(139票)
- 沢田研二がレコード大賞を受賞した時の歌を聴いてこの人凄いって子供ながらに感動したのを覚えてます
- ジュリー大好きなのと、色々なジャンルの曲もそつなく歌えるキャパの広さ、声量もすごい!未だに現役でオリジナルキーで歌われているので本当にすごいと思います
- 女性に乱暴な言葉を浴びせて手を振り上げながら本当に叩いたりはできない「人間味のあるワル」から、年上の交際相手に振り回されるボウヤまで様々なキャラクターを歌いこなすので
1960年代後半、ザ・タイガースのボーカルとして爆発的な人気を博した後、1971年にソロデビューしてからも着実にセールスを伸ばされていった沢田研二さん。73年に「危険なふたり」で日本歌謡大賞を受賞、そして77年には「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞されるなど、昭和の名曲とも言える数多くの作品をこの時期に連発されていますね。「TOKIO」をはじめ、ビジュアルでも常に他のシンガーを圧倒し続けたジュリー=沢田研二さんです!
昭和の名曲!70年代~80年代の男性歌手歌唱力ランキングTOP20!
改めて昭和の名曲を振り返って思うこと、それは今なお輝く名曲群ということですね。
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)8,995名が選んだ「昭和の名曲!70年代~80年代の男性歌手歌唱力ランキング」でした。あなたが思う歌唱力に優れた男性歌手はランクインしていましたか?
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,995名
調査期間:2021年9月29日10:00~2021年9月30日23:59 ※重複投票や不正行為は、集計時に無効票として除外。