ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】

映画本編を観ている時でも暗澹たる気持ちになりますが、視聴後にはなんとも言えないイヤな余韻が後を引きずり、気分が滅入ってしまうのが俗に言う鬱映画。ただ、物語によっては「この先どうなってしまうのか!?」という展開で目が離せないものもあり、視聴者の興味を引きつけるという作品も多いです。そこで、今回は「後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】」として、心にモヤっとしたものが残る鬱映画をネタバレありでご紹介!面白くもあり、胸糞悪くもあり…と、あなたの興味を刺激するランキングです!

「後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】」
TOP20一覧
  • 1位セブン (430票)
  • 2位嫌われ松子の一生 (302票)
  • 3位ダンサー・イン・ザ・ダーク (250票)
  • 4位告白 (234票)
  • 5位誰も知らない (232票)
  • 6位ミスト (221票)
  • 7位時計じかけのオレンジ (219票)
  • 8位ジョーカー/JOKER (214票)
  • 9位パラサイト 半地下の家族 (213票)
  • 10位ブラック・スワン (212票)
  • 11位ジョニーは戦場へ行った (188票)
  • 12位クリーピー 偽りの隣人 (186票)
  • 13位MOTHER マザー (186票)
  • 14位ミリオンダラー・ベイビー (183票)
  • 15位この子の七つのお祝いに (178票)
  • 16位冷たい熱帯魚 (158票)
  • 17位タクシードライバー (148票)
  • 18位ゴーン・ガール (145票)
  • 19位ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ (144票)
  • 20位サイレントヒル (141票)

ランキングの集計方法

調査方法:10~50代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:7,097名/調査日:2020年7月18日)

目次

第1位:セブン (430票)

  • 観た後当分の間『えー…』って言ってた。因みに今でも『えー…』って思ってる
  • 犯人の願望全て叶って後味悪かった
  • 残酷で胸糞悪く救いのない作品。でも名作。何度も観ています

予測はできてもやっぱりムナクソ!第1位はセブン!

見事1位となったのが1996年日本公開映画「セブン」。キリスト教の「七つの大罪」をモチーフとする連続猟奇殺人事件を追ったミステリー・サスペンス風の物語であり、新人刑事を演じたのはブラッド・ピットさん、引退間近のベテラン刑事を演じたのはモーガン・フリーマンさんと実力派の2人を起用。デヴィット・フィンチャー監督作品特有の薄暗い画面と振り続く雨の演出がなんともイヤな感じですが、それに加えて次々と発生する凄惨な事件を締めくくった最後の殺人の後味の悪さたるや…。若さを全開にするブラッド・ピットさん、老練でどこか達観したモーガン・フリーマンさんの2人の対比や、テンポ良く進むスリリングなストーリーに思わず引き込まれ、胸糞映画であると同時に傑作とも言えるでしょう!
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第2位:嫌われ松子の一生 (302票)

  • まさかあんな展開だとは思わなかった。結構リアルな話だと思った
  • どうしても納得できなかった
  • あまりにも薄幸すぎた

映像面はポップなのに悲しすぎるストーリー…第2位は嫌われ松子の一生!

2位は2006年公開映画「嫌われ松子の一生」。本ランキングにも登場した「告白」や話題を呼んだ「下妻物語」など、斬新な映像造りとテーマ選定に定評のある中島哲也監督が手掛けた本作。中谷美紀さん演じる川尻松子の悲惨な一生を回想する形で進む物語であり、もともとは教師として働いていた松子が人生の階段を転げ落ちていく様は「哀れ」の一言。所々コミカルでミュージカル調の華やかなシーンもあるのが余計に悲惨さを感じさせますが、「嫌われもの」というよりはただ「不幸な人」という感じであり、本人にあまり問題がないのも観ていて辛いポイントです…。
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第3位:ダンサー・イン・ザ・ダーク (250票)

  • とっても重たい内容で暫くは引きずりました。今思い出しても、胸が苦しくなります。でも、母親として、考えさせられる作品で、大好きな映画です
  • 悲しくてお腹痛くなるよね
  • これはムナクソ映画の最高傑作

「もう一生観たくない映画」と言われるほどに救いがない…第3位はダンサー・イン・ザ・ダーク!

3位は2000年日本公開映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。こちらも鬱映画ではまず外せない作品の1つであり、唐突に始まる陽気な妄想ミュージカルが更に悲劇性を際立たせた映画です。先天性の病気で視力が徐々に失われつつある母親のセルマと、遺伝によりその病気を受け継いだ息子のジーン。手術しなければその病気は治せないが、ある日手術代を親切な隣人に盗まれてしまい…。ビョークさん演じる母親のセルマはとても純粋ですが、それ故に不器用で危うさも目立つ人間。「なんでそうした!?」と思わずにはいられないシーンも多々あり、強烈なラストも相まってやはり後味は最悪です…。
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第4位:告白 (234票)

  • これぞイヤミス
  • 子を持つ親として色々考えてしまった
  • 幾層にも折り重なった鬱物語

松たか子さんの静かな狂気に釘付け…!第4位は告白!

4位は2010年公開映画「告白」。「一人娘をこのクラスの生徒に殺された」という、松たか子さん演じる教師・森口悠子の語りで始まる衝撃的な導入の本作。終始薄暗い画面、生命の重みや社会問題を詰め込んだ陰鬱なストーリーにだんだんと気が滅入ってきますが、最後に訪れる驚愕展開と「なーんてね」の意味を巡っていろいろな意見あり。言葉の解釈次第でいろいろな感情が芽生えますが、どっちにしても視聴後に「あー面白かった!」と素直には受け取れない映画でしょう。演技のスイッチが入った松たか子さんの独白や表情には震えっぱなしです…。
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第5位:誰も知らない (232票)

  • 子供絡みの話はツライ
  • 人間関係のこわさ
  • 罪もない子供が被害に遭って可哀想、実在するとしたら本当に後味が悪い

育児放棄された子どもたちの生活の果てに…第5位は誰も知らない!

5位は2004年公開映画「誰も知らない」。表向きは母子2人暮らしと言っていたものの、実は4人の兄妹を抱えるシングルマザーであったYOUさん演じる福島けい子。けい子は次第に家をあけがちになり、アパートへの送金も滞る中で困窮していく4人の兄妹が中心となる物語です。子どもたちの演技がとても自然であり、それがまた悲惨さを加速させて感情移入してしまいます。実際にあった巣鴨子供置き去り事件に着想を得て制作された映画ですが、現実に起きた事件のほうが遥かに救いはない、という点もまた心に重くのしかかります…。
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第6位:ミスト (221票)

  • 誰が観ても、どうしようもなく救われないし、悲劇でしかないし、これ以上の不幸ってある!?と思えるから
  • 後味悪いけど、ラストシーン見たさに録画をリピート視聴
  • 救いのないラスト

胸糞悪い映画ならこれは絶対に外せない!第6位はミスト!

6位は2008年日本公開映画「ミスト」。ホラー小説の巨匠として知られるスティーヴン・キングさんの同名小説を基にした本作。深い霧が街を覆い、その霧の中から攻撃してくる謎の生物が人々を襲う様子を描いたSFパニックホラーです。戸惑いながらもスーパーマーケットに籠もる人々、そこに居合わせた宗教に傾倒する狂信者のおばちゃん、集団心理で犠牲になる兵士…などムナクソ要素はいくらでもありますが、それを更に上回るのが衝撃のラストシーン。実はあのラストは原作小説版と異なり、映画のほうが遥かに救いのない終わり方です。あの結末があったからこそ、歴史的な胸糞映画としてその名を刻んだと言えるでしょう。
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第7位:時計じかけのオレンジ (219票)

  • 最後が原作と違うし、食べながら見たら吐きそうになった
  • 初めてこの映画を見た時には、絶望的な疲れた感じだけが残りました
  • 後味悪いけど観たくなってしまう

数多の衝撃的なシーンが脳裏に焼き付いて離れない…!第7位は時計じかけのオレンジ!

7位は1972年日本公開映画「時計じかけのオレンジ」。「2001年宇宙の旅」や「博士の異常な愛情」といった独特の作品を送り出してきたスタンリー・キューブリック監督作品の1つとして評判を呼んだ本作。全体的に暴力的・性的なシーンが多く、主人公のアレックスは粗暴な人間そのもの。そんな彼が警察に捕まり「ルドヴィコ療法」…というよりほぼ拷問を受けるシーンは観ているだけで辛いです。真人間に作り変えられたアレックスの受ける仕打ち、ラストで蘇るサイコな笑顔と見どころが多すぎで、キューブリック監督の世界観と芸術性に衝撃を受けること間違いなしの一作です。
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第8位:ジョーカー/JOKER (214票)

  • 最近見た中では一番切なく後味悪かったなぁ
  • 悪役を主役にして悪の正当化がイヤ
  • 沈黙シーンのこわさすごさ

名悪役ジョーカー誕生に至る悲劇…第8位はジョーカー/JOKER!

8位は2019年日本公開映画「ジョーカー」。アメコミを代表するヒーローの1人「バットマン」に登場する悪役・ジョーカー誕生の秘密に迫った本作。主人公のアーサー(ジョーカー)役にはホアキン・フェニックスさんが起用され、悲哀と狂気に満ちた迫真の演技で見事アカデミー賞主演男優賞を獲得しました。精神的な障害を持つアーサーの苦しみや葛藤が痛いほどに視聴者に刺さり、歪んだ犯罪者となっていくのについ共感してしまうのが恐ろしいところ。完全なフィクションなのに、ノンフィクションのような現実感がより後味の悪さを引き立たせる映画となっています。
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第9位:パラサイト 半地下の家族 (213票)

  • 食べ物や性など生々しくて二度と見たくない
  • 格差社会や不安、生理的嫌悪を感じさせる描写が多く、ぐったり
  • ラストは予想外。衝撃的だった

コメディなのに鬱映画!?第9位はパラサイト 半地下の家族!

9位は2020年日本一般公開された映画「パラサイト 半地下の家族」。第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、第92回アカデミー賞でも作品賞を含む4部門受賞の話題作です。全員が失業中の貧しいキム一家が超裕福な一家と出会ったことで始まる物語を、時にコメディ調に時にサスペンス調に描き、その展開はまるでジェットコースターのように波乱に満ちています。笑えるシーンがあるからこそ後半の展開にグッと引き込まれ、予想外のラストもあって視聴後には様々な想いが去来するでしょう。
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第10位:ブラック・スワン (212票)

  • 後味が悪いもそうだが、精神が病む映画だと思う
  • 人間が狂気の世界に嵌まる。誰にでも起こりえる
  • 上映されてかなり経つけど、観ていて不気味な映画だったなあと未だに思います

壊れゆくバレリーナをナタリー・ポートマンさんが怪演!第10位はブラック・スワン!

10位は2011年日本公開映画「ブラック・スワン」。バレエの演目「白鳥の湖」の主役に抜擢されたのはナタリー・ポートマンさん演じる若手バレリーナのニナ。「白鳥の湖」では潔癖で純真な白鳥と妖艶で邪悪で黒鳥の2役を1人で演じなければならず、黒鳥役の演技に苦心したニナは…という物語です。プレッシャーですり減るニナが頼った麻薬、それによる幻覚・妄想・トラブル…と次第に壊れていきますが、そのニナの演技、踊りが繊細かつ華やかでハッとしてしまいます。作風としては終始陰鬱とした雰囲気ですが、それ以上に時折光る美しさと華やかさが魅力的な映画と言えます。
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第11位:ジョニーは戦場へ行った (188票)

11位は1973年日本公開映画「ジョニーは戦場へ行った」。原作小説「Johnny Got His Gun」は1939年出版ですが、反政府的・反戦的であるという理由でアメリカの関わる戦争が本格化するたびに発禁→復刊を繰り返した、という逸話を持ちます。第一次世界大戦に出征したジョニーは戦場で全身をズタズタにされ、辛うじて生きてはいるもののそれはもう人とは言えないほどの生き地獄。モノクロとカラーを織り交ぜた演出、ジョニーの置かれた状況に息苦しくなり、また波紋を投じたラストシーンもあって戦争への嫌悪感・トラウマを植え付けるのに十分な鬱映画です。
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第12位:クリーピー 偽りの隣人 (186票)

12位は2016年公開映画「クリーピー 偽りの隣人」。西島秀俊さん演じる犯罪心理学者の高倉と竹内結子さん演じる妻の康子が出会った奇妙な隣人・西野。西野には中学生くらいの1人娘・澪がいたが、その澪の様子がどこかおかしく…?高倉が追っていた未解決の一家失踪事件と香川照之さんが怪演するおかしな隣人・西野の恐るべき関係、サイコパスな雰囲気は本当に怖く、クリーピー=ぞっとするの意味通り、気味の悪さがいつまでも後を引く作品です。
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第13位:MOTHER マザー (186票)

13位は2020年公開映画「MOTHER マザー」。比較的新しい作品ですが、衝撃的すぎる展開もあって堂々のランクイン。母親ではあるものの、自堕落でだらしのない女・秋子を長澤まさみさんが演じたことで話題となりました。実際に起きた祖父母殺害事件を題材として描かれた物語であり、母と子の歪な愛情や共依存、精神支配、殺人…と気が滅入る単語が続々と浮かんできます。全く救いがない展開ですが、これがただ映画の中で起きた出来事ではなく、似たようなケースが今の世の中にいくつもあると考えると心がさらに重くなります。

第14位:ミリオンダラー・ベイビー (183票)

14位は2005年日本公開「ミリオンダラー・ベイビー」。俳優として、また映画監督としていくつものヒット作に関わってきたクリント・イーストウッドさんが手掛け、第77回アカデミー賞では4部門を受賞した歴史的名作です。イーストウッドさん演じる不器用で年老いたボクシングトレーナーと人に愛されてこなかった女性ボクサー・マギーを中心とした物語であり、その悲劇的な結末を巡って議論も巻き起こりました。物語の様相が一変するマギーとビリーの試合以降の展開はただただ絶望的で重い話となり、「もう観たくない」という声も珍しくありません。
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第15位:この子の七つのお祝いに (178票)

15位は1982年公開映画「この子の七つのお祝いに」。岩下志麻さん演じる麻矢はとある殺人事件の犯人であり、サスペンスのような物語…と思いきや、終盤にとんでもない秘密が明らかになる展開に視聴者は驚愕。麻矢の母親を演じる岸田今日子さんの狂気的な演技や笑顔、邦画特有の光と闇のライティングとおどろおどろしい雰囲気で終始怖すぎます。戦後という時代が生んだ悲劇的でやるせない物語に、当時の日本ではこんなことがいくつもあったのかも…と思わせまた鬱になってしまいます。
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第16位:冷たい熱帯魚 (158票)

16位は2011年に日本一般公開された映画「冷たい熱帯魚」。実際に起きた埼玉愛犬家連続殺人事件に着想を得て製作された本作。1人の金持ちと3人の家族が出会ったことで始まる物語であり、衝撃作を世に送り出し続ける園子温監督の最高傑作という評価も聞かれます。不気味な表情や人が壊れていく演技だけでなく、性的なシーンやかなりグロテスクなシーンも衝撃的。救いようのない終わり方が更に気分の悪さを倍増させ、徹頭徹尾狂気を感じさせる映画と言えるでしょう。
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第17位:タクシードライバー (148票)

17位は1976年日本公開映画「タクシードライバー」。ロバート・デニーロさん演じるタクシードライバー・トラヴィスを主役とする物語であり、キーキャラクターの1人である少女・アイリスを演じたのは当時13歳の子役だったジョディ・フォスターさん。彼女はこの映画でその名を世界に轟かせました。70年代アメリカというベトナム戦争後の退廃した雰囲気、トラヴィスの孤独や狂気がぐっと心に刺さる作風は、2019年に大ヒットした映画「ジョーカー」に影響を与えたと言われる傑作です。
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第18位:ゴーン・ガール (145票)

18位は2014年日本公開映画「ゴーン・ガール」。本ランキングにも登場する「セブン」など大ヒット映画で知られるデヴィッド・フィンチャー監督が手掛けたサスペンス映画です。とある夫婦の結婚生活が崩壊していく様を描いた本作は、序盤こそよくある失踪事件のように思えますが、その実態は「結婚なんてしたくない…」と思わせるのに十分な胸糞映画。結婚生活そのものもそうですが、マスコミの報道ってどこの国でも同じようなんだな、と実感させられる映画でもありますね。
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第19位:ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ (144票)

19位は2017年日本公開映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」。誰もが知る世界的ファストフード店・マクドナルドを巨大企業へと導いた起業家レイ・クロックの半生を描いた本作。よくある出世物語と思いきや、とてつもない行動力に加えてエゲツないやり方をためらわず実行するレイの徹底した姿勢たるや…。本来の創始者であるマクドナルド兄弟がその地位を奪われるという展開は完全実話。ビジネスで成功するにはここまでしなきゃならんのか…と、怖さも感じます。
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第20位:サイレントヒル (141票)

20位は2006年日本公開映画「サイレントヒル」。コナミから発売されたゲーム「サイレントヒル」をベースに製作されたホラー映画です。30年前の坑道火災によって多数の死者を出した街・サイレントヒルで起きる不思議な出来事を描きます。和風とも洋風ともつかない恐怖演出が怖さを倍増させ、グロテスクなビジュアル面のキツさ、ラストのモヤっとする終わり方もあって印象に残る作品と言えるでしょう。
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ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】TOP20!

邦画・洋画を問わず、ずらりと並んだ鬱映画の数々…タイトルを見ただけでも気が滅入って来ます。演出によって画面そのものが暗い作品も多く、梅雨の時期に観ると余計にズシリと重くなるため、精神的に健全な時に観たい映画ばかりですね…。
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)7,097名が選んだ「ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】」でした。あなたが思う後味の悪い映画はランクインしていましたか?

編集者:zenzai
調査方法:10~50代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:7,097名
調査日:2020年7月18日

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