1985年に「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビューを果たしたミステリー作家の東野圭吾さん。2023年には、学術や文化・芸術、スポーツで優れた業績を挙げた人に贈られる「紫綬褒章」を受章しました。伏線がきれいに散りばめられたストーリーに、衝撃の結末など、多くの読者を引き込む魅力がたっぷり!そこで今回は、「東野圭吾のおすすめ小説ランキング」をご紹介します!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<東野圭吾のおすすめ小説ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,509名/調査日:2024年7月21日
東野圭吾のおすすめ小説ランキングTOP20!
まずは20位から16位を発表!
第20位:夜明けの街で(138票)
- ストーリーがいい
- 東野圭吾さんの恋愛小説!不倫の描写がリアルだった
- 予想外の展開で面白かったです
2007年に発売された「夜明けの街で」。“不倫するやつなんて馬鹿だ”と思っていた建設会社に勤める主人公・渡部が、派遣社員の秋葉と禁断の恋に溺れていく。しかし、彼女はまもなく時効を迎える殺人事件の容疑者とされていて…。この作品は、サザンオールスターズの楽曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート」にインスピレーションを受けて書き下ろしたそうです。タイトルは歌い出しの歌詞からつけられているのだとか。
第19位:プラチナデータ(140票)
- 結構集中して読めた
- 面白いですよ
- 映画も面白かったですね
2010年に発売された「プラチナデータ」。国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システムの開発者が殺害され、DNA捜査システムを知り尽くした主人公・神楽龍平が犯人を特定しようとするが、示されたのは主人公の名で…。警察の包囲網をかわしながら真相を追うミステリー。“映画化を前提に小説を書く”という初の試みとして執筆し始めた作品なんだとか。2013年に映画化され、二宮和也さんが主演を務め、主人公を追う刑事役を豊川悦司さんが演じました!
第18位:クスノキの番人(142票)
- また一味違った雰囲気で面白かった
- 面白かったです!
- 子どもも夢中で読んでいたから
“東野圭吾の新たな代表作”といわれた、2020年発売の「クスノキの番人」。“その木に祈れば、願いが叶う”といわれているクスノキの番人を任された主人公が、不思議なクスノキのもとへ訪れる人々と接し、クスノキの秘密を知り成長していく姿を描いた物語。ミステリー要素のある心温まる物語を読みたい方におすすめです!
第17位:さまよう刃(147票)
- 衝撃作だと思う
- 復讐という言葉だけでは表せない
- 正義について考えさせられた
2004年に発売された、犯罪小説史に残るベストセラー小説「さまよう刃」。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした作品で、一人娘を残忍な手口で殺された主人公が、謎の密告電話により犯人の名と居場所を知り、娘の復讐に動きだしていく…。2009年に寺尾聰さん主演で映画化、2021年には竹野内豊さん主演でドラマ化されました!
第16位:カッコウの卵は誰のもの(148票)
- サスペンスとして面白かった
- スポーツ界の裏側まで描写していて、すごい作品だったから
- 遺伝子の不思議を描いていて面白かった
2010年に発売された「カッコウの卵は誰のもの」。天才スキーヤーの娘を持つ元オリンピック選手の主人公。娘の所属チームから遺伝子パターンを調べさせて欲しいと頼まれたが、どうしても知られたくない秘密があり断ることに。そんなとき、娘のところに脅迫状が届き…。少しずつ謎が明かされていく展開に引き込まれます!2016年に土屋太鳳さん主演でドラマ化もされています。