今回はウェブアンケートにて総勢10,381名に調査した<近江弁!意味が難しい滋賀県の方言ランキング>を発表します。日本最大の淡水湖、琵琶湖を抱く滋賀県。琵琶湖を中心に東西南北の4地域それぞれに文化が育まれているともいわれており、今回調査した方言の中には、滋賀県民自身が聞いたことのない言葉も!「ちゅんちゅん」だけど鳥の鳴き声ではない?!「ほっこりする」なのに癒やされない?!方言の意味が気になる方はさっそくランキングをチェック!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<近江弁!意味が難しい滋賀県の方言ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,381名/調査日:2024年6月4日
第10位:よぞい、よぞくろしい(おぞましい、気持ち悪い)(531票)
10位は「よぞい」、「よぞくろしい」(おぞましい、気持ち悪い)!
- 語感と意味がどうにもつながらない
- 方言は難しい
- あまり聞いた事がない言葉です
「よぞい」や「よぞくろしい」は、方言を知らないと「よそよそしい」などといった意味かと思ってしまいますが、実は「おぞましい」、「気持ち悪い」といった意味の滋賀県の方言です。滋賀県の中でも一部地域では「うっとうしい」の意味で使われています。「よぞくろしい」の「くろしい」は「苦しい」が変化したもので、「よぞい」の意味を強めます!
第9位:ももける(衣服がけば立つこと)(533票)
9位は「ももける」(衣服がけば立つこと)!
- ももって単語が入ってるので別の言葉に聞こえる
- 『腿蹴る』って浮かぶ
- あらあら、結構難しいね
「ももける」は滋賀県の方言で「衣服がけば立つこと」。セーターなどに「毛玉ができる」という意味でも使われます。京都府や兵庫県、岡山県などでも使われています。ついつい果物の「桃」や「もげる」、「蹴る」といった言葉に関する方言なのかと勘違いしてしまいますね。「制服の肘のところがももけてる」などの使い方をします!