知られざる「東京下町・江戸っ子」あるあるランキング

今回はウェブアンケートにて総勢10,691名に調査した＜知られざる「東京下町・江戸っ子」あるあるランキング＞を発表します。江戸の文化を感じられる場所が多い東京下町。懐かしい昭和レトロな街並みを残しつつ、おしゃれなお店も増えていて、観光スポットとしても人気ですよね。東京下町にも、地元民しか知らないような“あるある”がたくさん！「東京下町・江戸っ子あるある」を知れば、観光がさらに楽しくなりそう！さっそくランキングをチェック！

ランキングの集計方法

調査方法：株式会社ＣＭサイトがインターネットリサーチした＜知られざる「東京下町・江戸っ子」あるあるランキング＞のアンケート結果を集計。
※有効回答者数：全年代の男女（性別回答しないを含む）10,691名／調査日：2023年5月15日

第1位：本当に「ひ」を「し」と発言する（2,059票）

• 伊東四朗さんがそうですよね。下町の粋な喋り、好きです
• 知り合いに下町生まれがいるが、『ひ』を『し』と発音するため、意味に惑う時がある
• 確かに！そして早口で巻き舌で滑舌良く喋るので、聞いていてスッキリする
• 日比谷と渋谷の発音がややこしい

下町発祥の方言！1位は「本当に『ひ』を『し』と発音する」！

江戸っ子は「ひ」を「し」と発音するのが“あるある”！「東（ひがし）」を「しがし」と言ったり、「コーヒー」を「コーシー」と言ったり。東京下町出身以外の人からすると、「楽しませるためにおふざけで言っているのかな？」と思うかもしれませんが、「江戸言葉」といって下町発祥の方言なんです！「ひ」と「し」のほかにも、「まっすぐ」を「まっつぐ」と言うなど、「さ行」と「た行」が混同することもあるのだとか。

第2位：駄菓子屋でおやつのもんじゃ焼きを食べていた（843票）

• う〜む！懐かしい
• ベビースターを入れるんですよね。また食べたいな
• ありました。駄菓子屋のもんじゃが恋しいです。5円だったな
• 東京の昔を描いたTVドラマで見たことがある。まさに東京下町のイメージ

元々は子どもたちのおやつだった！2位は「駄菓子屋でおやつのもんじゃ焼きを食べていた」！

専門店もあり、今では日常的に食べることも多い「もんじゃ焼き」。実は、もんじゃ焼きは元々駄菓子屋で子どもたちのおやつとして食されていました。江戸時代末期、月島の駄菓子屋の前で手ごろなおやつとして売られていたのがはじまりなんだとか！駄菓子屋が減少し、幼い頃から親しんできた味を残そうとして、「もんじゃ焼き店」ができたそうですよ。

第3位：値切っても最初の値段で払い、お釣りをもらわない粋な買い物をする（820票）

台東くん！11月8日(金)と11月20日(水)の0～24時まで、千束の鷲神社と長國寺で「#酉の市」が開催されるパゴッ！！熊手で福運や財をかき込むという縁起から開運や商売繁盛のお守りとされているパゴッ！「商売繁盛！」の威勢のいい掛け声が聞こえてくるパゴッ！https://t.co/NvaRFF8aod pic.twitter.com/nUFSAXwLvL

— 台東くん (@taito_kun) November 6, 2019

• 粋だねぇ！
• まさに『男はつらいよ』の寅さんみたい！
• これも江戸のコミュニケーションなんだろうね。文化って面白い
• まるで落語の世界！

酉の市の熊手は値切るほど縁起が良い！3位は「値切っても最初の値段で払い、お釣りをもらわない粋な買い物をする」！

値切って値切って値段が決まったら、値切る前の値段で支払い、お釣りをもらわないのが粋な江戸っ子の買い方なのだとか！主にこの買い方が行われるのは、開運招福・商売繫盛を願う、江戸時代から続く代表的な行事「酉の市」。酉の市で売られる、幸せを“かき込む”という願いが込められた「熊手」は、“値切れば値切るほど縁起が良い”とされているそうです！

第4位：遊園地といえば浅草花やしき（819票）

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4位は「遊園地といえば浅草花やしき」！

• 飽きが来ない良さがある
• 小さい頃はよく遊びに行った。今でも変わらぬ良さがある
• 浅草界隈の江戸っ子だね

東京下町・江戸っ子にとって、遊園地といえばやっぱり「浅草花やしき」！“日本最古の遊園地”としても知られる花やしきは、江戸時代末期の嘉永6年（1853年）にオープン。歴史が古く、2023年には開園170周年を迎えました！1953年に生まれた日本現存最古のローラーコースターをはじめとした、レトロな雰囲気が魅力のアトラクションが多く、いつ行っても懐かしい気分を味わうことができます！

第5位：家族全員祭りに命をかけている（812票）

5位は「家族全員祭りに命をかけている」！

• 江戸っ子といえば祭りでしょ！
• みんなお祭り衣装を持っているし、祭りや神輿かつぎへの気合が半端じゃない
• 江戸は火事と喧嘩と祭り！下町のドラマなどにもよく出てきましたね

「祭り」と聞くと血が騒いでしまうのが江戸っ子。地面が見えないほど、祭りを楽しむ人が密集しているところをテレビで見たことがある人も多いはず。2023年は、日本三大祭りのひとつである「神田祭」や、浅草神社の「三社祭」が4年ぶりに復活したことでも話題になりました。威勢のいい掛け声と共に神輿を担ぐ江戸っ子の姿は、命をかけているアツさを感じますね…！

第6位：家の風呂より熱い銭湯が好き（809票）

東京でレアな天然温泉の露天風呂など、8種類のお風呂に入れちゃう♪下町銭湯「湯どんぶり 栄湯」https://t.co/jGOUAOCsuc

お風呂の種類がとにかく多いし、露天風呂もめっちゃきれい･･･
窓から脱衣所のテレビを見ながら入れるサウナもありますよ♪
この銭湯、最強だわ＿φ(*’д’* )#銭湯#サウナ pic.twitter.com/Oc5Mps7ptj

— レッツエンジョイ東京 (@enjoy_tokyo) July 6, 2019

6位は「家の風呂より熱い銭湯が好き」！

• 今でも下町には銭湯がたくさんある！銭湯大好き！
• ガマン強いのが江戸っ子
• お江戸の銭湯には、熱くて全く入れない浴槽があります

東京下町には今でもたくさんの銭湯があり、「江戸っ子は銭湯が好き」というイメージがありますよね。江戸っ子は42℃以上の「あつ湯」が好きなのだとか！一般的な自宅のお風呂は38～42℃くらいが多いですが、東京下町の銭湯では45℃前後に設定されているところも。熱い湯にさっと入って上がるのが江戸っ子スタイル！

第7位：男性は自分のことを「あたし」と言う（742票）

7位は「江戸っ子男性は自分のことを『あたし』と言う」！

• ホント、言う言う！
• これぞ江戸っ子という感じ
• テレビや落語の世界だけだと思っていたから驚いた！

テレビや落語などで男性が「あたし」と言っているのを聞いたことがある人も多いと思いますが、実際に江戸っ子男性は自分のことを「あたし」と言うのが“あるある”です！江戸時代には、男性も女性も、自分を指すのに「あたし」や「おれ」を使っていたそうですよ！

第8位：こち亀の両さんに親近感がある（727票）

アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』テレビスペシャルが本日1月3日19時よりBS12にて放送。初笑いは両さんで決まり！#こち亀
https://t.co/0cjtGMZSPb pic.twitter.com/KeR57hF1MN

— ファミ通.com (@famitsu) January 3, 2021

8位は「こち亀の両さんに親近感がある」！

• わかるわかる！
• 昭和から平成の下町風景が描かれているから
• 両さんにもあるし、寅さんにも親近感がある！

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」はタイトル通り下町を舞台にした漫画。漫画では「亀有公園」や商店街「ゆうろーど」、神田祭や浅草の祭り・イベントなども描かれているので、東京下町育ちの人たちは「こち亀」の両さんに親近感がわくのが“あるある”です！

第9位：父親はリアルでステテコ腹巻き（655票）

9位は「父親はリアルでステテコ腹巻き」！

• このスタイルで猫をなでているのが下町の風情！
• うちの親父もそうでした。懐かしいな
• バカボンのパパみたいでかわいい

ステテコ腹巻き姿と言えば、アニメ「天才バカボン」のパパや、映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんなどのイメージが強いですよね。東京下町・江戸っ子の父親は、リアルでステテコ腹巻き姿でした！家の中だけかと思いきや、下町ならそのままの姿で外出することもあるのだとか。

第10位：お守りとして氏名が彫られた「木札」を持っている（574票）

10位は「お守りとして氏名が彫られた『木札』を持っている」！

• クラスメイトが本当に持っていました
• 木札はめずらしいと思った！
• 江戸っ子だね、粋だね

東京下町・江戸っ子は、お守りとして氏名が彫られた「木札」を持っている人が多いそうです。「火消札」と呼ばれることもあり、昔の火消の人たちは「名前や所属」が記載された札を首から下げていたのだとか。また、「喧嘩札」と呼ばれることもあり、喧嘩っ早い江戸っ子は名乗らずに名前を彫った札を身につけていたそうですよ！

知られざる「東京下町・江戸っ子」あるあるランキングベスト10

以上、全年代の男女（性別回答しないを含む）10,691名が選んだ＜知られざる「東京下町・江戸っ子」あるあるランキング＞でした。