1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキング【昭和】

毎年多くの人が注目する「ユーキャン新語・流行語大賞」!
2021年の新語・流行語大賞 年間大賞は大リーガーの大谷翔平選手に関連した「リアル二刀流/ショータイム」に決定!その年の出来事や流行が反映されていて、数年前の流行語を見返すのも楽しいですよね。
そこで今回は、「1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキング」として、「新語・流行語大賞」の初回である1984年から1989年までの歴代の流行語を紹介。大流行したCMのキャッチフレーズもたくさん登場!

1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキング
TOP20一覧
  • 1位亭主元気で留守がいい/1986年 (1,001票)
  • 2位私はコレで会社をやめました/1985年 (999票)
  • 3位オバタリアン/オバタリアン旋風/1989年 (792票)
  • 4位新人類/1986年 (560票)
  • 5位ファミコン/1986年 (554票)
  • 6位24時間タタカエマスカ/1989年 (547票)
  • 7位朝シャン(モーニング・シャンプー)/1987年 (503票)
  • 8位5時から(男)/1988年 (366票)
  • 9位サラダ記念日/1987年 (356票)
  • 10位マルサ/1987年 (346票)
  • 11位NOと言える日本/1989年 (344票)
  • 12位イカ天/1989年 (305票)
  • 13位こんなん出ましたけど~/1989年 (267票)
  • 14位プッツン/1986年 (260票)
  • 15位しょうゆ顔・ソース顔/1988年 (256票)
  • 16位バクハツだ!/なんだかわからない/1986年 (224票)
  • 17位DODA/デューダ(する)/1989年 (215票)
  • 18位今宵はここまでに(いたしとうござりまする)/1988年 (212票)
  • 19位家庭内離婚/1986年 (210票)
  • 20位教官!/1984年 (196票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)11,035名/調査日:2021年11月17日

目次

第1位:亭主元気で留守がいい/1986年(1,001票)

  • これのインパクトは別格だった
  • 大人になって結婚して、実感しちゃってる
  • 今TVCMで使ったら炎上しそう。時代ですね

今でも使われるインパクト強めなフレーズ!1位は「亭主元気で留守がいい」1986年!

昭和の流行語1位に輝いたのは、1986年の流行語部門・銅賞の「亭主元気で留守がいい」!
年間で1番人気だったという「タンスにゴン」のテレビCMから大きく広まったフレーズ。”夫は元気に仕事をして家にお金を入れるだけで良く、家にはいない方がいい”という妻の気持ちを表現した“合言葉”としてCMに登場!実は昔から「亭主達者で留守がいい」はことわざにもある言葉ですが、CMのイメージが圧倒的ですね。
2013年に「ユーキャン新語・流行語大賞」30周年を記念して選ばれた過去30年間の受賞語トップ10にもランクインするなど、昭和から平成・令和となった今でも強烈なインパクトを残していますね!

第2位:私はコレで会社をやめました/1985年(999票)

  • 最初はCMの指の意味がわからなく、親に聞き困らせた記憶があるから
  • 色んなアレンジも出てきて面白かったね
  • CMのインパクトがすごかった

サラリーマン層を中心に大流行!2位は「私はコレで会社をやめました」1985年!

昭和の流行語2位は、1985年の流行語部門・大衆賞の「私はコレで会社をやめました」!
タバコ型の禁煙グッズ「禁煙パイポ」のテレビCMから生まれた言葉。「私はこの禁煙パイポでタバコをやめました」と紹介する男性が続いた後、小指を立てた男性が「私はコレで会社をやめました」とオチをつけたCMで、サラリーマン層を中心に大流行!小指は女性を表現していて、女性関係で会社をやめたことを意味しています。このCMで年商が約6倍近く伸びたそうなので、当時の影響力は相当なものですね!

第3位:オバタリアン/オバタリアン旋風/1989年(792票)

  • 言葉の意味が分からない人もかなり多そう
  • これは今の時代、なかなか口に出せない
  • もう使わない?死語かなあ?

1度聞いただけで覚えてしまうくらい印象的!3位は「オバタリアン/オバタリアン旋風」1989年!

昭和の流行語3位は、1989年の流行語部門・金賞の「オバタリアン/オバタリアン旋風」!
「オバタリアン」は堀田かつひこさんによる漫画のタイトルで、アメリカのホラー映画「バタリアン」とおばさんを組み合わせた造語。厚かましい振る舞いをするパワフルな中年女性を指した言葉で、当時”オバタリアンパワー”は選挙にも影響を与えるほど世の中に旋風を巻き起こしました!

第4位:新人類/1986年(560票)

  • バブル時代の象徴かなと思う
  • 今でも通用するのでは
  • 当時の新人類もまもなく定年…?!

これからも使えそうな流行語!4位は「新人類」1986年!

昭和の流行語4位は、1986年の流行語部門・金賞の「新人類」!
今までにない新しい価値観を持つ若い世代を表現した言葉。当時西武ライオンズの選手として活躍していた、工藤公康さんや渡辺久信さんなどが代表的な存在。現在は「新人類世代」といった世代名として使われていて、若い世代を新人類と呼ぶことはありませんが、今後も新しい考え方を持つ世代に対して使えそうな言葉ですよね。

第5位:ファミコン/1986年(554票)

  • ツインファミコンってのもあったよね?!
  • 子供の頃ファミコンが流行っていた!
  • ファミコンが発売されてその後スーパーファミコンとかNINTENDO64とかが発売されたその頃でもゲーム機を全て“ファミコン”とくくる世代もいたし、その当時の人々にとってはもの凄い人気や知名度があったんだと今でも思う

今でも多くの人に愛されるゲーム!5位は「ファミコン」1986年!

昭和の流行語5位は、1986年の新語部門・銅賞の「ファミコン」!
任天堂から発売された、革命的な家庭用ゲーム機「ファミリー・コンピュータ」の通称。空前の大ブームを巻き起こしたファミコンは、世界的な大ヒット商品となり、今でも多くの人たちに愛されています!ファミコンの懐かしのゲームは「Nintendo Switch」でも遊べるので、昭和を知らない若い世代も知ってる人が多いのでは?

第6位:24時間タタカエマスカ/1989年(547票)

CMで使われたキャッチフレーズ!6位は「24時間タタカエマスカ」1989年!

昭和の流行語6位は、1989年の流行語部門・銅賞の「24時間タタカエマスカ」!
俳優の時任三郎さんが出演する、ビジネスマンをターゲットにした栄養剤「リゲイン」のテレビCMから生まれた言葉。CMソング「勇気のしるし~リゲインのテーマ~」もヒットしました。バブル期を象徴するメロディ&ワードで、たまに歌いたくなるという人も少なくないはず!

第7位:朝シャン(モーニング・シャンプー)/1987年(503票)

昭和時代の女子高生が略した言葉!7位は「朝シャン(モーニング・シャンプー)」1987年!

昭和の流行語7位は、1987年の新語部門・表現賞の「朝シャン(モーニング・シャンプー)」!
「朝シャン」は、資生堂の「モーニングフレッシュ」のテレビCMに出てきた”朝のシャンプー”というフレーズを女子高生が略した言葉。当時は朝食を抜いても朝にシャンプーをする女子高生が大半を占めていたとか…!現在でも「朝シャン派?夜シャン派?」なんて会話に使ったりしますが、1980年代に生まれた言葉だったんですね!

第8位:5時から(男)/1988年(366票)

CMから生まれた流行語!8位は「5時から(男)」1988年!

昭和の流行語8位は、1988年の流行語部門・大衆賞の「5時から(男)」!
タレントの高田純次さんが出演した、栄養剤「グロンサン」のテレビCMから生まれた言葉。疲れ切っているサラリーマンが、就業時間である5時になるとグロンサンを飲んで元気に遊び回るというストーリーのCMで、仕事よりも遊びになると元気になる人を「5時から男」と表現するようになりました!世代の人は今でも使っているのでは?!

第9位:サラダ記念日/1987年(356票)

各地で「○○記念日」が続々誕生!!9位は「サラダ記念日」1987年!

昭和の流行語9位は、1987年の新語部門・表現賞の「サラダ記念日」!
「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」という短歌を収録した、歌人・俵万智さんによる歌集「サラダ記念日」が260万部を超える大ベストセラーに。各地で「○○記念日」が続々と誕生しました!

第10位:マルサ/1987年(346票)

女性査察官を主人公にした映画が大ヒット!10位は「マルサ」1987年!

昭和の流行語10位は、1987年の新語部門・金賞の「マルサ」!
国税査察官のことで、”査”の字を丸で囲った字を「マルサ」と読みます。女性査察官を主人公にした映画「マルサの女」が社会現象を巻き起こす大ヒットとなり、マルサという言葉が注目されました!

第11位:NOと言える日本/1989年(344票)

昭和の流行語11位は、1989年の特別部門・語録賞の「NOと言える日本」!
日米貿易摩擦の最中に出版された、石原慎太郎さんと盛田昭夫さんによる共著「『NO』と言える日本」がベストセラーとなり、アメリカでも話題に。流行語をもじった「NOと言える○○」は、現在もさまざまなシーンで活用されていますね!

第12位:イカ天/1989年(305票)

昭和の流行語12位は、1989年の流行語部門・大衆賞の「イカ天」!
今ではほとんど聞かない言葉である「イカ天」は、深夜番組「平成名物TV」の「三宅裕司のいかすバンド天国」の略語。アマチュアバンドの勝ち抜き戦を放送するオーディション番組で、多くのバンドを輩出!始まってからすぐに話題を集め、流行語を受賞するまでになるほど人気になった番組でした!

第13位:こんなん出ましたけど~/1989年(267票)

昭和の流行語13位は、1989年の流行語部門・大衆賞の「こんなん出ましたけど~」!
白蛇占いで一世を風靡した占い師の泉アツノさんが、占いの結果を発表するときに言う決めセリフ。「こんなん出ましたけど~」のセリフのときだけ声が高くなるのが印象的!当時は若いサラリーマンやOL、学生の間で広まりました!

第14位:プッツン/1986年(260票)

昭和の流行語14位は、1986年の流行語部門・大衆賞の「プッツン」!
俳優としても活動するお笑いタレントの片岡鶴太郎さんによるギャグで、人に責められたり都合の悪いことがあると、”頭の神経が切れて正常な判断ができなくなる”という状態を表す言葉。現在もたびたび使われている言葉なので、若い世代でも知っている人が多いのでは?

第15位:しょうゆ顔・ソース顔/1988年(256票)

昭和の流行語15位は、1988年の流行語部門・大衆賞の「しょうゆ顔・ソース顔」!
男性の顔立ちの特徴を調味料に分類するのが流行りはじめ、すっきりとした顔立ちの「しょうゆ顔」と、彫りが深い顔立ちの「ソース顔」が流行語に!それぞれの代表として、しょうゆ顔に東山紀之さん、ソース顔に錦織一清さんが選ばれました。現在もいろんな世代の人が好みのタイプの顔立ちを表現するときに使っていますね!

第16位:バクハツだ!/なんだかわからない/1986年(224票)

昭和の流行語16位は、1986年の特別賞の特別部門・語録賞の「バクハツだ!/なんだかわからない」!
大阪万博のシンボル「太陽の塔」をデザインしたことでも知られる、芸術家の岡本太郎さんによる名言。テレビCMにも使われた「芸術は爆発だ!」というフレーズは特にインパクトが強いですよね。現在も岡本さんの名言を使う人はたくさん!

第17位:DODA/デューダ(する)/1989年(215票)

昭和の流行語17位は、1989年の新語部門・銅賞の「DODA/デューダ(する)」!
1989年に誕生した転職専門の求人情報誌「DODA(デューダ)」が発信元で、「転職する」を意味した「DODA(デューダ)する」という表現が流行。今言っても通じる世代は多いはず!

第18位:今宵はここまでに(いたしとうござりまする)/1988年(212票)

昭和の流行語18位は、1988年の流行語部門・金賞の「今宵はここまでに(いたしとうござりまする)」!
大ヒット大河ドラマ「武田信玄」の、信玄の母役とナレーションを担当した若尾文子さんによるドラマ最後の決まり文句。世に一大旋風を巻き起こし、当時は会社の会議や宴会などで時間の終了を婉曲に告げるときに使われていました!

第19位:家庭内離婚/1986年(210票)

昭和の流行語19位は、1986年の新語部門・表現賞の「家庭内離婚」!
林郁さんによる合成語で、お互い愛情が冷めて夫婦関係が破綻しているにもかかわらず、子供や経済的問題などで離婚せずに同居を続ける夫婦の状態を意味しています。現在も使われることが多く、流行語だったことを知らなかった人も多いのでは?

第20位:教官!/1984年(196票)

昭和の流行語20位は、1984年の流行語部門・大衆賞の「教官!」!
印象的な名シーンが多いドラマ「スチュワーデス物語」で、堀ちえみさん演じる主人公が連発するセリフ。当時は若者の間で誰かに呼び掛けるときなどに使うのが流行っていたとか!当時ドラマを見ていた人は、1度は「教官!」と言ってみたことがあるはず!

1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキングTOP20!

テレビCMから生まれたインパクトの強いことばが多くランクインしましたね。世代である昭和生まれの人は、定番にならなかった懐かしい流行語をいまだに使ってしまうという人も少なくないのでは?これからの時代の「新語・流行語大賞」にも注目です!
以上、30代以上の男女(性別回答しないを含む)11,035名が選んだ「1980年代の新語・流行語なつかし&新鮮ランキング」でした。あなたが思う80年代の流行語はランクインしていましたか?

編集者:うみまる@
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)11,035名
調査日:2021年11月17日

\読まれています/
「芸能全般」月間アクセスTOP3

\読まれています/
「スポーツ」月間アクセスTOP3

\読まれています/
「音楽」月間アクセスTOP3

\読まれています/
「ドラマ・映画」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「グルメ」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「地域ネタ」月間アクセスTOP3

\読まれています/
「マンガ・アニメ・特撮」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「韓国エンタメ」月間アクセスTOP3

※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
※記事内容が社会規範・公序良俗に反すると判断される場合、予告なく変更する場合がございます。

よかったらシェアしてね!

こちらの記事もおすすめ

目次